普通の審神者ですってばぁ！！！

指切りげんまん ページ14

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「では、、、」





スッと三日月さんが小指を差し出した




、、、は？





『え？あの、、、』



「なんだ？契約をするんだが」





あ、指切りげんまん





ゆっくりと三日月さんに近づいて小指を絡ませる





『こういうのって知らないんですが、、すみません』



「まぁ、霊力を手に込めとけば良いだけの話さ」





霊力、、、





言われた通りに手に霊力を込めると


霊力の中に三日月さんの神気が入ってくるのが分かった





『ッ！？』



「いやはや、、これくらいで驚くとは」



『ご、ごめんなさい』





最後は指切りげんまんの歌を歌う





ゆーびきーりげーんまーん



うーそつーいたーら



はーりせーんぼーんのーます



ゆーびきった





歌い終わった瞬間


小指にピリッとした痛みが走った





『いッ！？』



「これで契約は完了だ、もしも破ったら死ぬぞ？」





離された小指を見ると


三日月宗近の紋様が浮かんでいる





「では、、、かかれ」





ガキンッ！！！





『ぎゃぁああッ！！！』





三日月さんのかかれの一言で


刀剣男士全員がうちの結界に向かって刀を振り下ろした





「殺さなければ良いんだよねぇッ！！！」



「なにしよう！？あっはは！！」



「首を落としてやるッ！！！」





ビキッ、、、ビキキ、、！！




やっば！？もう結界が壊れかけてる、、、！！





『〜〜〜ッ！！ごめんなさい！！』





結界を張ったまま走ると


刀剣男士は結界に押されて倒れたりコケたり、、、あああ


この手は使いたくなかったんやけど





『ごめんなさい！！』





うちは必死に審神者部屋へと走った





『はぁ、、、！はぁ、、、！お、お腹減った、、、』





２日近く何も食べてない


もう限界、てか何か食べたい





『こ、、こんのすけぇ』





タブレットでこんのすけに電話





＜審神者様？何かありま『こんのすけ、、、何か食べるもの頂戴』は、はい！！＞





数分後


審神者部屋にコンビニおにぎり(鮭)が頭に落ちる





『モグムグモゴ、、、！


　ありがとぉぉぉ、、、！聞いてよ、、さっきね＿＿＿ 』





その日はこんのすけにこれからの不安と恐怖を話して


そのまま布団を敷いて寝た



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