にひゃくじゅう ページ29
ホ「そ、そそそ、そっくり別人？」
『そう。そうだなぁ。蘇生する人間のそっくりさんか、あるいはその人の
両者に沈黙が流れる。私はひと時も目をそらさずに真っ黒いサングラスを睨め付ける。私にも許せないことくらいあるからだ。
ホグバックは何か言い訳を言おうとマスクをかけた顎を動かしたが、それらしきものは出てこない。
両者に流れる微妙な緊張に冷や汗をかいていたチョッパーが言った。
チ「名前、名前、別にそんなこと言わなくても、死者が蘇ると喜ぶ人はいっぱいいるぞ！ぜ、ぜひ研究室を見せてもらいたいな！」
これ以上は原作を妨害することになると踏み、私もため息をついて目を閉じた。どうせ彼は最後の方に横に立っているシンドリーちゃんに成敗されるのだ。今は原作通りにことを進ませよう。
殺気をしまった私とチョッパーの質問に調子を戻したホグバックは、恐ろしい形相でチョッパーに近づいた。
ホ「この敷地内ならどこを見回ってもいいが、研究室だけは、絶対に覗くな」
＊＊＊
そのあと、私たちはホグバックにゾンビと交戦して汚れてしまった体を綺麗にするよう勧められ、大浴場に案内された。この屋敷は広いらしい。来るまでに何回も階段を上がった。
いったい誰が事前に湯を沸かしたのか、もうすでに湯けむりが立っている湯船にナミが喜んだ。綺麗好きのナミは入るというが、チョッパーとウソップは見張りとして外で待たされていた。
ナ「Aは入らないの？」
『いや、私ゾンビはうまく回避したし長いコートできたから、あんまり汚れてない』
ナ「ならなんで靴も脱がずに
ナミは心底不思議な面持ちで頭を洗い始めた。
しかしそこが問題だ。念のため窓に鍵はかけたがどこから入ってくるか知れない。変態からナミは守るのだ。
ナ「ふーん、まあいいけど、今夜、いやこのあとすぐにでもここを出るわよ」
ナミは廊下で待機している二人に声をかけた。一番怖がっていた二人だが、ここにきて安心したのと、軽くもてなされたのでころっといったらしい、残念な声をあげた。
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不在証明(プロフ) - 一気読みしました！とても面白かったです！ついにシャボンディ編ですね！その後のお話も好きなエピソードなので更新楽しみにしています頑張ってください！ (2021年10月9日 1時) (
レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 久々に見にきたら更新されてて嬉しいです。楽しみにしています！ (2019年5月7日 18時) (レス) id: e1b44d4df8 (このIDを非表示/違反報告)
ホタル - おぉ！しばらく見ない間に更新されてる...！いつも応援してます。個人的には２年の空白の間で夢主ちゃんが何をするのかがすごく楽しみです！ (2019年5月1日 3時) (レス) id: 6fae34f835 (このIDを非表示/違反報告)
歌恋 - とっても面白いです！更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2019年2月18日 18時) (レス) id: bd711dd19d (このIDを非表示/違反報告)
ちきん - 200話突破、おめでとうございます！いつも更新を楽しみにしています！これからも頑張ってください！応援してます！ (2018年11月29日 20時) (レス) id: eca632b0ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年11月3日 8時
