NARUTO 暁所属！新人忍者は輪廻眼持ち！？

二十話！！ ページ25

葉月は今任務でいなかった。

小「葉月が何なの？」

早く次を言え、と急かすように小南が言った。

大蛇「その様子じゃ何も知らないようね。」

フフ、と笑いまた長い舌で唇を舐めた。






大蛇「実はあの子………まだあまり知られていない十一尾の人柱力よ。」


全「！？！？」


大蛇「実を言うと、あの子を次の器にしようと思ってカブトに情報収集をさせていたのよ。そしたら…あの子のお腹の中には尾獣がいるってわかったのよ…！」

自慢げに手を腰に当てながら大蛇丸は言った。

大蛇「それに、昔は里の人々からかなりけむたがられていたそうよ？悪口や暴力、飼い殺しなんてものも…ね？」

全「…っ！！」

大蛇「里を抜けてブラブラしていたのも多分そのせいなのね」

それを聞いた暁の皆はあまりの衝撃の事実に困惑してしまい、何と言っていいのかわからなかった。

大蛇「まぁ、十一尾の強さや姿についてなどは何も知らないけれど…。」

その後も、大蛇丸は無駄話をすると帰っていった。






静寂に包まれた中、真っ先に沈黙を破ったのはサソリだった。

サソ「おい、リーダーと小南は知っているんじゃなかったのか？」

小「いいえ、幼い頃の友達と言ってもたったの二日だったもの。ねぇ？ペイン。」

ペイ「あぁ、それにあいつの事は何一つとして知らなかったしな。名前ぐらいだったか…。」

鬼「なのに、あんなに誇らしげに友達呼ばわりしてたんですね…(汗)」

トビ「…だったら…ホントに…やるんスかね？………世界征服……。」

トビの言葉で冷や汗をかく。




ペイ「とにかく、この事は葉月には言うな。いいな？」

全「あぁ」

飛「Zzz…」

その後は誰もその事に触れず鬼鮫の料理をする音だけが響いていた。

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今日の暁

綱手

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