98話 誓い ページ8
グ)「A！」
グレイがAの前に滑り込み体を支えた
グ)「大丈夫か？」
あ)「う・・うん」
グ)「だから無茶するなって言ったのに」
あ)「ごめんなさい」
グ)「分かればいいんだよ。ということで寝てろ」
あ)「え！？」
グレイがAの体を抱えベットに寝かせた。
あ)「大丈夫グ)「大丈夫っつっててこうなったのはどこのどいつだっけ？」
グレイがニヤリと笑う
あ)「はい・・・すいませんおとなしく寝てます」
Aがベッドに潜り込んで規則正しい寝息を立て始めたときグレイは視線はそのままに呼びかけた
グ)「おいガゼルいるんだろ」
がさがさと音がすると「ばれちゃったか」といってガゼルが天井から飛び降りた来た
ガ)「いつから気が付いてたんだ」
グ)「一日前ぐらいから 心配ならそんなこそこそしてねぇで入ってくればいじゃねぇか」
ガ)「いや、今Aに必要なのは俺じゃなくてお前だから、俺が入ってきても仕方ねぇんだよ」
ガゼルが悲しみを含んだ目でAを見つめた
ガ)「まったく・・・なんで俺じゃなくて・・・」
ガゼルが小声でつぶやいて頭を振る
ガゼルが呟いた言葉はグレイには届いていなかった
グ)「そうなのか？」
ガ)「そうだ」
ガゼルは一つため息をつくとグレイの頭をべしべし叩いた
グ)「なにすんだよ！」
ガ)「しーAが起きるだろうが」
グ)「じゃあ叩くのやめろ」
ガ)「いやだ」
グ)「んでだよ」
ガ)「気に食わんからだ」
グ)「はぁ？」
ガゼルはグレイ頭を叩くのをやめて、優しくがんばれというようにグレイの髪をくしゃっとする
ガ)「気に食わんけど、Aは今お前を心の支えとして生きている 本当に気に食わんけどな だけどAはお前を選んだ お前にはAを守る義務がある 受け止めないといけない義務がある きっとお前ならAの闇を光に返れるそんな気がする だからずっとAの傍にいてやってくれよ」
ガゼルが優しく微笑む
Aにじゃなくて、グレイに
グ)「言われなくたってもちろん傍にいる」
ガゼルはもう一度グレイの頭を叩くと部屋からでていった
グ)「ガゼルっていいやつだな」
グレイは自分の言葉に頷くとAの方を向いた
本当に俺はお前の闇を光に変えられるだろうか
不安はあるけれどきっと変えてみせるとグレイは心に誓った
ラッキーアイテム
革ベルト
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斑鳩(プロフ) - 超面白いやん！小説サイコー☆ (2013年4月18日 15時) (
レス) id: f9fc7efdef (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 私も弓道部です！・・・もう引退してしまいましたが。部活に学校に大変だと思いますが頑張って下さい！ (2012年10月5日 16時) (レス) id: 102b3bc549 (このIDを非表示/違反報告)
キエラ(プロフ) - 更新はゆっくりでかまいませんよ!!自分のペースでやってください!!Fightです!!!! (2012年9月30日 22時) (レス) id: 6ec7a7d5ed (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - この小説大好きデス。更新がんばってください！！ (2012年9月29日 7時) (レス) id: 47d1777f5d (このIDを非表示/違反報告)
ウグイス - 部活頑張ってください！応援してます！更新楽しみにしてます！ (2012年9月21日 21時) (携帯から) (レス) id: c723092bf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月夜上 | 作者ホームページ：http://fblg.jp/gray18/
作成日時：2011年6月4日 14時
