105話 少しの秘密と大きな真実３ ページ25
サ)「いきなり飛ばしてすまんな」
グ)「本当にいきなりだな んで何の用があるんだよ俺に」
サ)「あぁ・・・多分あっちはあっちで銀髪が話してるだろう 次の話はお前とAを一緒の場で聞かせるには辛い話だろうからな それにたぶんAはその話をした時、おびえ怖がるだろう」
グ)「それなら俺はあいつを・・・」
サ)「そうだ守らねばならん だがな、そのおびえる姿を怖がる姿を見られて、大切な人に見られて傷つく者だっているんだ」
グ)「そうだな・・ありがとうサード」
サ)「ん？」
グ)「いやこのままだったら俺はAを傷つけてただろうなって」
サ)「まぁ礼には及ばん さて話を始めようか」
グ)「おう 頼む」
サ)「うむ これはAの口から聞いた方がよかったのかもしれん話なのだがな・・・。 あいつの親父がこれまでの経験からして駄目なやつだと分かっただろう？」
グ)「あぁ」
サ)「何であいつの親父があんなふうになってしまったかというとな、まずこの事実を知っておいてくれ Aの母親は・・・ドラゴンだ」
グ)「・・・ぉ？」
サ)「だからAの母親はドラゴン だが親父の方は普通の人間だからAは五分五分でドラゴンと人間の血が混じっている」
グ)「・・・」
サ)「別にドラゴンの血が混じっておるからといって、見た目は人間だ そもそもAの母親のドラゴンの容姿・・・例えば硬い皮膚、羽などの性質はAが生まれたとき魔法によって取り除かれた そんなものが人間の体に混じってあるとすれば確実にAは楽しい人生など送れぬだろうからな」
グ)「そうか」
サ)「うむ だがな血に残っている能力の方のドラゴンの性質は色濃く残ってしまった」
グ)「能力？」
サ)「あぁ あやつが傷を負った時のことを知らぬか？」
グ)「傷・・・」
サ)「Aの母親は白龍 何かを守ることに特化したドラゴン そうだな・・・あぁナツとかいうやつは確か炎の滅竜魔導士 炎を食べたり吐くことが出来たり、炎の性質の魔法がきかなかったりするだろう」
グ)「あぁ」
サ)「それが炎のドラゴンにとっての能力だ つまり白龍のドラゴンにもそういった能力がある それは自分や人を守る能力だ」
グ)「守る・・」
サ)「そうだ だからAの負った傷はあまり深い傷でなければ簡単に治ってしまう」
＊＊＊
続きます
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斑鳩(プロフ) - 超面白いやん！小説サイコー☆ (2013年4月18日 15時) (
レス) id: f9fc7efdef (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 私も弓道部です！・・・もう引退してしまいましたが。部活に学校に大変だと思いますが頑張って下さい！ (2012年10月5日 16時) (レス) id: 102b3bc549 (このIDを非表示/違反報告)
キエラ(プロフ) - 更新はゆっくりでかまいませんよ!!自分のペースでやってください!!Fightです!!!! (2012年9月30日 22時) (レス) id: 6ec7a7d5ed (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - この小説大好きデス。更新がんばってください！！ (2012年9月29日 7時) (レス) id: 47d1777f5d (このIDを非表示/違反報告)
ウグイス - 部活頑張ってください！応援してます！更新楽しみにしてます！ (2012年9月21日 21時) (携帯から) (レス) id: c723092bf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月夜上 | 作者ホームページ：http://fblg.jp/gray18/
作成日時：2011年6月4日 14時
