101話 幸せ （書いてたらサブキャラ同士の会話になってました。） ページ20
サ)「お前は幸せだな 大切な人達に囲まれて」
サードがつぶやいて切ない顔で笑う
その声はガゼルだけに届いていたようで、ガゼルはそんなサードを見て悲しげな顔をした
ガ)「すまねぇな」
サ)「ん？なにが」
ガ)「いや、いまこんな話するのもあれだけどよデリオラディスペルしたの俺も加わってたようなもんだし」
サ)「あぁその話か・・・。別にかまわないといったら嘘になるのだろうが、妹は大丈夫だった むしろ私に心配していた そんな姉みっともないだろう」
ガ)「それもそうだな 俺だってAにみっともねぇ姿みせられねぇもんな」
ガゼルはAを見て優しげに微笑む
サ)「お前は本当にあの子の事が大切なのだな」
ガ)「あぁ 大切っていう一言では表せないよ」
サ)「そうか」
ガ)「そういえばよ」
サ)「なんだ？」
ガ)「お前ってそんな口調じゃなかったよな」
サ)「あぁこれか あっちの喋り方はキャラ作りだキャラ作り」
ガ)「あぁなんとなく分かった」
サ)「妹に対してだけはいつもあれだったんだ これだと融通の聞かない姉みたいだろうが」
ガ)「あぁ俺もそうだ」
サ)「だろう」
ガゼルとサードは一瞬目を交わすと雰囲気を変えて話し出した
ガ)「これからどうするんだ」
サ)「一応はあちらに帰ろうと思っている」
ガ)「お前Aを連れ戻さなかったら何をされるか分からないぞ」
サ)「分かっている だが戻る」
ガ)「お前、なんで」
サ)「お前らはあそこにいてはいけないと分かっただからだ お前らはあの方の実験台では無くこういう場所で生きていかないといけない人だからだ」
ガ)「そうか ありがとう でも本当にハデスの元に戻ったら」
サ)「私はそこまでやわではない だからこのレプリカの黒夜叉を持っていられる」
ガ)「それもそうだな」
でもとサードはつぶやいた
サ)「でも出来るのならば、ここにいたい」
ガ)「え」
サ)「こんな暖かい場所久しぶりだ」
サードは笑った
ガ)「ならいればいいんじゃねーの ココにはお前にいるなというやつはいねぇよ 俺もAもそうだから」
サ)「それもそうだな いっそ私は死んだことにしてここに残ろうか まぁ考えておく」
サードはもう一つ笑った
＊＊＊
ガ)「でも最初はあっちの喋り方・・・」
サ)「妹の敵だから ということにしておいて」
ガ)「了解」
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斑鳩(プロフ) - 超面白いやん！小説サイコー☆ (2013年4月18日 15時) (
レス) id: f9fc7efdef (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 私も弓道部です！・・・もう引退してしまいましたが。部活に学校に大変だと思いますが頑張って下さい！ (2012年10月5日 16時) (レス) id: 102b3bc549 (このIDを非表示/違反報告)
キエラ(プロフ) - 更新はゆっくりでかまいませんよ!!自分のペースでやってください!!Fightです!!!! (2012年9月30日 22時) (レス) id: 6ec7a7d5ed (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - この小説大好きデス。更新がんばってください！！ (2012年9月29日 7時) (レス) id: 47d1777f5d (このIDを非表示/違反報告)
ウグイス - 部活頑張ってください！応援してます！更新楽しみにしてます！ (2012年9月21日 21時) (携帯から) (レス) id: c723092bf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月夜上 | 作者ホームページ：http://fblg.jp/gray18/
作成日時：2011年6月4日 14時
