子育て1日目 ページ6
『んー!やっ!あー!』
「はぁ…可愛い!もう連れて帰りたい…」
寝返りも大分スムーズに打てるようになって来たところで時刻は12時を回った
「そろそろご飯の時間ね。ミルクと離乳食、どっちがいいかしら?」
「ミルクでいいんじゃない〜?」
「離乳食もミルクも既に用意はしてあります」
「スーちゃん仕事早い〜」
A先程までご機嫌だったがお腹がすいてきたのかぐずり出してしまいそうだった
「ミルクは人肌くらいの温度じゃないとダメなのよね」
「ハイ!しっかり冷ましておきました!」
「はいはーい!俺ミルク上げたい!」
「いいけどしっかり首とか支えてあげてよね」
「セッちゃんとスーちゃんはカメラで忙しいもんね〜」
ミルクをレオに預け自分はビデオ撮影に全力を尽くしている司。同じく全力でカメラで撮影している泉。セナハウスには絶えずシャッターが切られる音が響いていた
「んー、以外と難しいなー!ナルー、パス!」
「全く王様ったら。ほらAちゃんいっぱい飲みなさーい」
慣れないことで難しかったのさ早々に嵐にパスしたレオ。嵐はAを受け取ると慣れたようにミルクを飲ませていった
「お前なんでそんな慣れてるんだ?」
「お姉ちゃんだからよ」
「意味不明だな!」
レオと嵐で茶番を繰り広げている中でもひたすらミルクを飲みまくるA。そんな3人の姿をジーッと見ていた凛月は何を思ったのか
「なんかナッちゃんと王様とAで家族みたいだね〜。ナッちゃん本格的に母親にめざめちゃった?」
なんてことを言い出した。それに撮影していた2人はポカーン。当事者の2人もポカーン。スタジオは一瞬静かになった
「あれ?俺おかしなこと言った?」
「俺とナルがAの両親か!ああ!インスピレーションが湧いてきた!」
「母親も悪くないわねぇ。今のは流石にいきなりすぎて驚いたわ」
「ちょっとぉくまくん!Aの父親は俺だからね!あんな宇宙人バカに譲りたくないんだけどぉ?!」
「それなら私だって譲れません!ああでも兄という立場も捨てがたい!」
先程の静けさはどこに行ったのか、スタジオ内は一気に騒がしくなった
「あらあら全部飲んじゃったのね。じゃあげっぷしなきやね」
トントンと一定のリズムで背中を優しく叩いていく
『ケプっ』
無事にげっぷも出たところで騒がしい1日目のご飯タイムも終了しましたとさ
267人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ここあかぷちーの(プロフ) - 推し尊いさん» コメントありがとうございます!おままごと、私も書いてるうちに変な方向に突っ走ってしまい、最終的におままごとになりませんでした笑 (2020年1月27日 19時) (レス) id: ec33d325df (このIDを非表示/違反報告)
ここあかぷちーの(プロフ) - シャルさん» コメントありがとうございます!長らく更新出来ずすみませんでした。これからは時間がある時に積極的に更新していこうと思いますのでよろしくお願いします! (2020年1月27日 19時) (レス) id: ec33d325df (このIDを非表示/違反報告)
推し尊い(プロフ) - き、紀になります!ドロドロなおマカティのおままごと… (2020年1月21日 20時) (レス) id: 865e03525b (このIDを非表示/違反報告)
シャル - ここあかぷちーのさんはじめまして!とても面白かったです!Knightsのメンバーだけでなく、クラスの皆の反応だったりと、凄く見ていて楽しくなりました! 本当にとても面白かったです!これからも更新頑張ってください!応援しています! 長々と失礼しました。 (2019年8月16日 0時) (レス) id: 0ad92d1aab (このIDを非表示/違反報告)
ここあかぷちーの(プロフ) - りんりんさん» 作者の勝手で申し訳ありませんでした。引き続きよろしくお願いします (2019年8月1日 14時) (レス) id: ec33d325df (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ここあかぷちーの | 作成日時:2019年4月12日 22時