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電話も、メールも、ラインも、どの手段で連絡を取ろうと試みても、それらがいい結果を出すことはなかった。ここまで拒否されているのに、それでもなお、彼女に対しての思いは変わらなかった。自分でも、こんなに誰かに執着したり、必死になったりするとは思っていなかった。Aの存在の大きさを、今更ながらに実感する。
今思えば、彼女にわがままやお願いをされたことはない。どんなときでも、こちらの仕事のことを気遣い、俺の体調を気遣い、精神面を支えようとしてくれた。ライブ前は集中したいやろうからって連絡控えたり、仕事が立て込んどるときは、飯の作り置きだけしに家に来てくれとったり、自分やって不規則な仕事なのに、いつだって俺を優先して行動してくれとった。誕生日やって、店で会えば2人きりやし、記者にも怪しまれんからって、俺のことを考えて決めてくれたことやった。
「思ってなかった訳やない、言わんかっただけやったんや…俺が、言えんようにしとったんや。」
Aの優しいとこが好きや。
俺の名前呼ぶ声が好きや。
俺が作ったごはんを、美味しいって口いっぱいに頬張るところが好きや。
俺が言わんくても、感じ取ってくれて、言うより先に動いてくれる、そんなとこも好きや。
何でわかったん？って聞くと、顔に書いてあったよって、子どもみたいに笑うAが好きや。
考えれば考えるほど、Aからもらったもんばっか浮かんできて
俺は、Aのそばで、何かしてあげれてたんやろか。
聞きたくても、聞かれへん
ほんまに、もう、だめなんかな
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おゆ(プロフ) - ハニーレモンさん» ハニーレモンさんはじめまして！ 他のメンバーさんのお話も書けたら、更新したいと思います！ コメントありがとうございました！(^^) (2019年5月23日 23時) (
レス) id: 8d8c895fb1 (このIDを非表示/違反報告)
ハニーレモン - はじめまして。最初から読みました。最後は仲直りできてよかったです。他のメンバーの誕生日のお話も読みたいです。 (2019年5月22日 0時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆ | 作成日時：2019年5月16日 23時
