悟くんとの日常 (ページ10)

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熱？ページ10

『悟くん大丈夫？……じゃないか』

「A～…このナイスガイで最強な僕が熱を出しちゃうって有り得る～？」

『うん。だって熱出してるじゃん』

「これは熱じゃないもん！！」

『はいはい，飲み物ほっとレモンでいい？』

「…はちみつたっぷりの。」

『分かった。作ってくるから大人しくしててね？』

「うん…」

……弱ってる悟くん…まじで可愛い……。

『悟くん，ほっとレモン持ってきたよ。』

「ありがと」

『今日は大人しく寝てなさい。』

「うぅ……分かったよ…。」

『よしよし，じゃあ私はリビングに居るから，なんかあったら呼んでね』

「分かった」

『じゃあ，おやすみ悟くん』

「おやすみ，A」

よいしょ、そう立ち上がろうとしたその瞬間
手を掴まれた

「ごめん，やっぱここに居て」

『悟くん……』

「いいでしょ？」

『もちろん。』

そう言うと悟くんは掴んだ私の悪口手をぐいっと自分の方へ寄せ付けた

『ひゃっ！！』

悟くんの大きな体に抱きつかれる。

「こうして寝る。」

『悟くん，私風邪うつっちゃうよ』

「うつったら僕が看病する。」

『……分かった。』