《チョコレートにのせて思いよ届け!》 S o u ページ41
.
「あ、そーいえば!明日バレンタインだね!」
爽はいつも以上にニコニコして言った。
なんでそんな喜ぶのぉぉぉぉぉぉ...
「バレンタインって、女子の私にとっては苦痛だから!ほんと!」
「またまたぁ〜、どーせ例の男の子にあげるだけ...でしょ!」
いやあのね、なんで君が知ってるの?
私言ってないよ?だって爽だもん。
「それ、どこ情報?私なんかあのいつメンしかあげないし!」
「いつメン...あ、あのモブ子ちゃん達?」
モブ子ちゃんと、もぶ子ちゃんと、私がいつメン。
この三人でいつも遊んでるの。
「そーそー。面白いんだよねぇ会話が〜」
「バレンタイン何つくるの?」
やめて!聞かないで!
あと、めっちゃニヤニヤするのもやめて!
「カップケーキじゃない?材料買うのめんどくさいから家にあるものが条件〜!」
「えー!いいな!おれにもちょーだい!」
元からあげる予定だし!
なんて返せばいいのー...たすけてぇぇぇぇぇ
「えぇ...」
「その嫌そうな顔やめて!おれが傷付く!ねぇ!」
あ、もうホームルーム始まるじゃん。
ナイス時間割り!
「じゃあ、また帰り〜」
「えっ、ちょっ、まっ」
爽は意外とモテるので少し離れないといけないんだよね...
本音言うと、もっと一緒に居たいです!
「おっし、みんないるかー?」
「佐藤モブ子さんと田中もぶ子さんがいません!」
「お、珍しいな。...ドンマイ、A」
なにあの先生!弁当ぼっちでいいし!
そのまま私は授業を"真面目"に受けた。
.
32人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葵香(プロフ) - 星野 詩-Hoshino uta-サブさん» 了解です (2018年2月11日 14時) (レス) id: f27868d81a (このIDを非表示/違反報告)
星野 詩-Hoshino uta-サブ(プロフ) - 葵香さん» 参加者の者です。えっと、企画ホームページが砂糖。さんの方にあるのでそちらにコメントをお願いします。 (2018年2月11日 13時) (レス) id: c511165715 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ