《大型コラボ》十人十色のバレンタイン《歌い手》

＊ ページ42

※バレンタインから段々離れて行きます...必ず戻します！
．


結局帰りも一人で帰った。

爽は友達と...彼女さん？らしき人とどっか行ったよ。



「なにあの女の子...バッチの色的に後輩だよね...」


「あ！いた！A〜！」



声の先には休んでいたはずのモブ子ちゃんと、もぶ子ちゃんがいた。

なんでここにいるの...？！風邪引いたんじゃなかったの...？！



「あれ、昨日チョコ作ろう！ってメッセージ送ったよ？」


「え！ほんと！？ごめん！気付かなかった...」



すぐ確認してみると、通知が“４”と、あった。

モブ子ちゃんと、もぶ子ちゃんからだった。



「え”」


「爽、どうしたの？」



見覚えのある声と、先程心のなかで話していた女の子の声が聞こえた。

なぜここにいるのか、爽に聞こうと振り向いたとき。



「男の子？！」


「は...？」



私がみたのはスカートではなく、ズボンを履いたちゃんとした男の子だった。

はぁ、びっくりした。ただの勘違いかぁ〜



「え、何？勘違いしてたの？」


「勘違いしてなにがわる...あれ、あの三人は...？」



モブ子ちゃんと、もぶ子ちゃんとあの人がいない。

くそっ、逃げやがった...逃げたな...！



「ほんとだ、どこ行ったんだろ。」


「あ、帰るねじゃ！」


そろそろお菓子をつくらないと...！

はやく家にかえって準備しないと！


．

＊→←《チョコレートにのせて思いよ届け！》 S o u

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す