＊ ページ18
...
「……A」
「……なに、っ」
突然腕を引っ張られて後ろを振り向くことになる。
優しく私を見つめる天月くんと、目があった。
「……A、泣きそうだね」
「っ、ふざけないでよ……」
「嫌いなんかじゃ無いよ、寧ろ好き……大好き」
耳ともで囁くようにそういった。
何時もは見せない余裕のない様子に戸惑いつつ質問を投げかける。
「じゃあ、なんで…」
「……バレンタインで貰ったもの、大体ダチに食べられちゃうから。
Aから貰ったものもそうなるのが嫌で」
友達、に…、？
知らなかった、
でもよく考えてみればあんな量のお菓子全部食べているとは到底思えないから納得だ。
「嫌いとか、嫌だってわけじゃなくて……」
「……そっか、」
「うん、……ねえ、だから
別れるなんて言わないで」
私の涙を人差し指でそっと拭いながらそう言った。
こんなにも好きでいてくれてるのに、
不安になんてなった私が馬鹿馬鹿しくて。
「…っ」
「何で泣くの…！」
「わ、笑わないでよっ……」
あなたの愛が素敵で、
やっぱり今が幸せで、
涙が溢れるのは仕方ないことじゃ無いか。
...
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葵香(プロフ) - 星野 詩-Hoshino uta-サブさん» 了解です (2018年2月11日 14時) (
レス) id: f27868d81a (このIDを非表示/違反報告)
星野 詩-Hoshino uta-サブ(プロフ) - 葵香さん» 参加者の者です。えっと、企画ホームページが砂糖。さんの方にあるのでそちらにコメントをお願いします。 (2018年2月11日 13時) (レス) id: c511165715 (このIDを非表示/違反報告)
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