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「ふふ…」
「、えっなんで笑うの？！」
「いや……」
なんでもないよ、と言って笑った。
納得していなさそうなまふくんの腕をそっと、外して立ち上がる。
まふくんは私を引きとめずに少し寂しそうに目を伏せた。
「ちょっと待ってて、ね？」
「……ん、」
冷蔵庫から取り出した少し大きめのそれ。
「チョコレートでもいいかなって思ってたんだけどね、
……一回作ってみたら上手に出来たから、まふくんに食べてもらいたくて」
チョコ味のパウンドケーキ
「私あまり甘いの食べられないけど、これくらいの甘さならいいなぁって…。
……それに、これなら一緒に食べられるかなーって思ったの」
素直にそう思った。
一つ一つが小さなチョコレート沢山よりも。
「……俺のは、何て言わないで。
まふくんにあげるバレンタインは一ヶ月くらい前から考えてたんだよ？」
だって、
「1番渡したい相手はまふくんなんだから」
テーブルにパウンドケーキを置くと、
いつの間にかソファを立っていたまふくんがぎゅ、と優しく私を後ろから抱きしめた。
「あーもー……可愛い、俺の彼女」
「はいはい、……早く食べようね」
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葵香(プロフ) - 星野 詩-Hoshino uta-サブさん» 了解です (2018年2月11日 14時) (
レス) id: f27868d81a (このIDを非表示/違反報告)
星野 詩-Hoshino uta-サブ(プロフ) - 葵香さん» 参加者の者です。えっと、企画ホームページが砂糖。さんの方にあるのでそちらにコメントをお願いします。 (2018年2月11日 13時) (レス) id: c511165715 (このIDを非表示/違反報告)
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