検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:197,282 hit

2 私は… ページ2

A side




「A!!A!!」





誰?




誰かに手を握られている…



あぁ…

あったかい…



懐かしくて柔らかくて心地よい感触に…

ずっと甘えていたい…




だけど…




ぎゅっと…

強く手を握られて目が覚める…




これは現実?

夢?



頭が異様に重くて…

その事さえもなかなか認識出来ない…




ボーッとした感覚の中で…

静かにゆっくり目を開けると…


私のすぐ横で泣き続ける一人の女性…





そう言えばさっき…

駅の階段から落ちてずっと意識を失っていたって言ってたな…




A「お母…さん?」


母「A!

あぁ良かった…目を覚ましてくれて…」




意識がはっきりしていくにつれ…

自分の体が思うように動かない事に気付く…



悔しくて…

自然と溢れ出る涙…




A「お母さん…

私…私…うぅぅぅ…」




あぁダメだ…


何も思い出せないばかりか…

体まで…





A「どつして?

どうしてこうなってるの?

階段から落ちたって?

てか私ってなんの仕事してたっけ?

あぁ…思い出せない…

それに…とっても大切な事を忘れてしまってる気が…

ねぇどうして?」


母「そんな悲しい顔をしないの…

A落ち着いて…大丈夫だから…

そのうちすぐに思い出せるし…またすぐ動ける様になるんだから…

ね?分かった?」





そう…

私は過去の記憶がところどころ思い出せなくなってしまっただけでなく…

体の自由まできかなくなってしまっていた…





あぁもう…

絶望的…

3 僕はジニョン→←1 ここはどこ?



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
265人がお気に入り
設定タグ:got7 , 恋愛 , K-POP
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:じぇびにゃん(*´ω`*) | 作成日時:2016年9月19日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。