まん選組！全員出動！part2！！

「見つけたいものは案外近くにある」（お久しぶりです！） ページ29

美紀side



今、私は真選組にいる。




勿論、まん選組の皆は知らない。






ごめんなさい局長、皆




でも、今は此処に……居たいんです…






「美紀、お茶ですぜ。これで少しは落ち着きなせぇ。」




「あ、総悟！ありがとう。」




総悟から貰ったお茶を飲んで一息ついた時にドアが開く音がして、ドアの方を見れば




近藤さんと土方さんの姿が。




「美紀ちゃん、本当にあれでよかったのか？まん選組に真選組にはいないと伝えても…」



「美紀、ここに居るのは構わねぇが……近藤さんの言う通り。本当にこれで良いのか？」




二人とも心配しないで下さいよ…


更に辛くなる…………






「良いからお願いしたんです。」




私がそう言うと



「そうか…なんかあったら何でも言ってくれ」

土方さんがそう言って部屋から出ていった。




近藤さんは気付かないうちに部屋から出ていったようで、今は総悟と二人きり。





「美紀、俺は何時でもアンタの味方でさァ。」


いきなりだったけど嬉しかった。



私も総悟の味方だよ。





するといきなり、電話に着信が。


相手は神楽ちゃんか…



『もしもし、美紀姐アルか？今どこネ』




「美紀よ。今は………言えない。探して」



そう言って電話を切った。





ごめんね。でも、探して下さい。


いや、見つけないでください




私の心を………傷つけないで下さい。




Sだから打たれ弱いんです……

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