【あんスタ】夢ノ咲の捨て駒プロデューサーはμ’ｓの女神【ラブライブ】

２４話 ページ25

園田side







園田「………A。お隣良いですか？」


貴『……うみしつこーい。まぁ良いよ〜？』


園田「ありがとうございます」









しつこいとは侵害ですが…まぁそうでしょうね。

目の前には火の中に入れたてであろう夢ノ咲学院のかわいいデザインが
特徴の生徒手帳とAが前回ゴミ箱に捨てていた予定表の面影があった。









園田「A、どうしても私にも話してもらえないのですか？」


貴『なんで、話さなきゃなの〜？』


園田「………溜め込んでいては壊れますよ？」


貴『へぇ〜。』


園田「貴女は人を頼ることを覚えてはどうなんですか!?
体を壊してしまいます！」


貴『っ！？叫ばないでよ〜。耳いたいなあ…。』









それはそうですよ。Aは優しすぎるわりに溜め込んでしまう事も
おおいでしょうし。いつも笑顔で距離を感じてしまいます。
放っておけないのです。









貴『………そんなに聞きたいなら話す〜？ていってもね。私が
メンタル弱いだけなんだ〜。』









ーーーAside








私は夢ノ咲学院にプロデューサー一号目として入れられたんだよ。
五奇人が解散する前からね〜。

次の年にあんずって娘が転入してきて
プロデュースばっかりその子が受け持つことになったんだ〜。

最初は多少のユニットからもお願いはあったんだよー？
でもそのうち





「あんずより良いプロデューサーは居ないよね☆」

「A？……あー。一人目のプロデューサーね。」




あんずちゃんはプロデューサーの事ばっかり調べてて裁縫とか
デザインとかはまるっきり駄目。

だから私が衣装とか舞台のデザイン
振り付けとか作詞作曲。

裏方みたいなこと沢山やってたのにね、いきなりあんずちゃんが


＿＿なんで仕事やってくれないのAちゃん＿＿



って言ってきてそれから学院の皆はあんずちゃん側に。
存在も忘れられてたぐらいなら私が病めたらどうなるかな〜っと思って
転校したらさ〜？

ライブも何もやらないし全く笑えちゃったよ〜。

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