【原神】八神目〜璃月編〜 (ページ23)

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『けれど、私たちが契約に従ってあなたに助けを求めるなら
　あなたも契約を無視することはできないでしょう？』

ユリスは少し恐れて声を震わせながらも、全て言い切った

留雲借風真君「確かに妾も無視することはできない。その上、君達は「禁忌
　滅却の札」を持ってきた……帝君がその神札を作った時、仙力を注ぎ込み、
　人間へと与えたが。
　今、その神札に仙力はほとんど残っていない。ただの誓約の証にすぎない
　代物だ」

そして留雲が言うには、これは空とユリスがした話の真偽を証明する物でもない

ユリスのことはまだ信じられないようで、今までの話が偽りではないことをちゃんと調べるそうだ

削月が招へいした理由もそれが理由らしい

留雲借風真君「もういい、速やかに去るが良い」

そうして飛び去っていった

ﾊﾟｲﾓﾝ「行っちゃったな……」

パイモンは留雲を目で追う

ユリスは苦笑する

『留雲は昔からあんな感じですよ。威厳を見せつつも……でも、ちゃんと
　面倒見がいいですし、親しくなれば優しいってわかりますから。
　なんでも、お弟子さんをとった……と聞きましたね』

ﾊﾟｲﾓﾝ「そうなのか……ユリスは物知りだな」

『いいえ、昔からの腐れ縁のようなものですから』

ユリスはニコッと笑う

そして絶雲の間にいる仙人への伝達は終わった

次は望𥝱旅館にいる降魔大聖の護法夜叉の元へ向かうことにした