【原神】八神目〜璃月編〜 (ページ22)

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ﾊﾟｲﾓﾝ「伝説と同じで、仙人たちって人間界を離れて
　隠居しながら、すっごいものを研究してるんだな……」

留雲借風真君「妾は……ただ人や仙人と接するのが億劫で、
　静寂を求めただけだ」

留雲は澄ました顔で話を続ける

留雲借風真君「ただ、その静寂も長くは続かなかった。君達がその「禁忌滅却の
　札」を持って、ここにやってきたからな……まあよい！君達、用事は何だ。
　手短に頼もう、妾の休息を邪魔してほしくないのだ」

留雲は昔から私のことをあまり好きはなかったんですよね……よく邪険にされてました

空は璃月港であったことを詳しく説明した……

留雲借風真君「帝君が……帝君が暗殺された、だと？」

留雲はまだ信じていないようで、青い顔をしながら言った

留雲借風真君「な、なんてことだ！誰がそんな大罪を犯した！
　このような荒唐無稽な話、到底信じられん。
　調べさせてもらうぞ……いや、いっそ先に璃月港を鎮圧してやろうか。
　あとで衆仙で———」

空「……えっ？」

留雲の思わぬ考えの展開に一同は唖然とする

ﾊﾟｲﾓﾝ「えっ！？ちょ、ちょっと待った！璃月港を鎮圧って、なに言ってんだよ？
　璃月港を全部ぶっ壊す気か？」

留雲借風真君「二度と同じ過ちが起こらぬよう、雷霆が如き手段を選ぶのも
　やぶさかではない」

留雲は本気でそう考えているようだ

空「でもあなたは璃月港を守る仙人だ」

留雲借風真君「そうだ、帝君の律令に従い、妾たちは璃月港を3700年以上
　守ってきた。だが今、そこに悪が存在する以上、非常な手段も取らざるを
　得ない」

ﾊﾟｲﾓﾝ「おいおい！なんとかしろ、この仙人本気みたいだぞ！
　本当に璃月港を鎮圧する気だ！」

パイモンは慌てる

空も少し慌て気味に交渉を図る

空「お供え物を捧げた、「契約」に従って……」

ﾊﾟｲﾓﾝ「そうだ！美味しい料理をいっぱい作ったんだ、全部やろう」

ユリスはギュッと拳を握りしめて前へ出る

『留雲、私たちは璃月港を守って欲しいんです！せめて……他の仙人の意見を
　聞いていただけないですか？』

留雲借風真君「ユリス……君の出番ではない」

『っ……そうかもしれませんが、私だって璃月を助けたいんです！契約の神が
　殺害されてしまった今では「契約」など皮肉でしかないでしょう……』