*思い出。44 ページ44
「ハハハ...かっこいい男の人、ね。ありがとう」
「...ご主人!平凡ですって...ククっ」
「わ、私がかわいい...?うれし、い...」
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◯月*日
寂しい。
でも、皆忙しいんだし
迷惑かけちゃ駄目だよね。
◯月+日
死にたくないよ
「A...」
僕の視界がぼやける。
寂しい思いをさせてごめん。
こんな、僕の彼女で君は幸せだったのだろうか。
「ぅ、ぁ...」
君がこの人生が「楽しくなかった」そう思うだけで
胸が痛くなり、声にならない悲鳴を上げた。
少し冷たい風が吹いていた。
風が、日記をペラペラとめくった。
「最後のページ」
そこには手紙が2通入っていた。
手紙の表紙には
日記と変わらない字で
「メカクシ団のみんなへ。」
メカクシ団宛の手紙と
「私の大好きな彼氏、鹿野修哉へ。」
僕宛の手紙があった。
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キボシ(プロフ) - 感動しました(´;ω;`)ウゥゥこんな感動作品がかけるなんて凄いです (2018年8月21日 21時) (レス) id: 03936925d8 (このIDを非表示/違反報告)
カノに食べられれたいまゆ - とても感動しました、本気で泣けました!これからも頑張ってください! (2017年9月25日 15時) (レス) id: 406f51a9b3 (このIDを非表示/違反報告)
茉苗 - 感動しました!悲しいお話なのに前向き要素が最後にあって、ずっと余韻に浸っていたい気分です。素敵な作品ありがとうございました! (2017年6月29日 19時) (レス) id: 186b0916c8 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 私のケータイ防水じゃないのに!涙で濡れちゃってちょいとヤバいかも(;・∀・)もうなんか分かんないんですけど、気がついたら涙が出ちゃって。涙腺壊れちゃいますよ。素晴らしい作品ありがとうございました! (2017年6月26日 23時) (レス) id: dff1be80f7 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - この作品みて、昔小さい頃死んだ幼馴染み思い出しました。ホントにいい作品で、すきになりました (2017年6月20日 19時) (レス) id: 5c315bcf41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水乃 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hatuhpmupe/zz
作成日時:2013年12月14日 12時