164. デート ページ29
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結局日曜日は、潤くんと一緒に、品川の駅前にある水族館に行った。
アシカショーやイルカショーを楽しんで、朝食同様、遅めのランチを取った私たちは、
それからゆっくりとウィンドウショッピングや映画を満喫して、
天王洲の水辺のテラス席でおいしいビールとお料理をいただきながら、なんてことない話をした。
「ふたりでデートしたのって･･･いつ振り？」
潤くんに何気なく聞かれて、うーん･･･と考える。
「3月の終わりに･･･夜、ドライブした。」
「それ･･･デート？･･･ま、デートか(笑)」
「それ以外だと･･･それ以外だと･･････」
「わかった･･･ごめん。俺、どっこも連れてってあげてないな･･･」
そう言って、がっくりと肩を落とした潤くんを見て、なぜか私まで申し訳ない気持ちになる。
「潤くん！そんなこと、気にしないで！(笑)私、もともとインドアだから･･･(苦笑)」
「いや･･･そうは言っても･･･付き合い始めたばっかなのに、どこも連れてかないオトコって･･･」
潤くんが小さな声でブツブツと言いながら、なにやら不満そうな顔をしてるから、
「ほら！温泉！！秋保温泉があるじゃない！デート♪デート♪」
そう言って両手を取ると、
「･･･それ、Aちゃんが当てた景品じゃん(苦笑)」
って、ますますうなだれた。
潤くん、どうした！？(笑)
めずらしくいじけている潤くんがかわいくて、ついついかまってしまう。
「私は、潤くんと一緒なら、おうちにいるだけで楽しいよ？･･･そうだ！」
突然ちょっと大きな声を出した私に驚いて、潤くんが顔を上げた。
「箱根！箱根に連れてってもらったじゃない！」
付き合う前の話だけど、箱根の話を持ち出すと、
「それ言ったら･･･翔くんとは山中湖で2泊もしてたけどね。」
って、どうしようもなく落ち込んだ顔で言った。
ええーー(苦笑)
一体どうしたのやら･･･。
突然いじけん坊になった潤くんをジッと見てる私に、潤くんが、上目遣いでポツリと言った。
「今日から挽回するから、許してくれる？」
その顔が、あまりにも拗ねた子供みたいでかわいくて、
「もぉー･･･挽回もなにも･･･今日のデートで大満足だよ(笑)ありがとう。」
スッと椅子から立ち上がると、身をかがめて潤くんの唇に、そっとキスをした。
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ゆん*(プロフ) - えこさん» お待たせいたしましたー！スッキリしていただけて、よかったです♪まだまだカッコいいJを書きたいと思いますので、どうぞお楽しみに☆ (2014年10月13日 23時) (
レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - チェリーさん» お待たせいたしましたー！翔担さんをドキドキさせることができて、嬉しい限りです♪第5章もよろしくお願いします！ (2014年10月13日 23時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - まゆうさん» お待たせいたしましたー！本当に付き合ってるのはバレてませんが、会社の敷地内で、ドッキドキでした（笑）続きもどうぞお楽しみに☆ (2014年10月13日 23時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - アキさん» こちらも久々の更新です！言ってほしいセリフがたくさんとのことで、とっても嬉しいです♪続きもどうぞお楽しみに♪ (2014年10月13日 23時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - アイさん» お待たせいたしましたー！Sも完結し、残りはJに集中します♪抱き寄せられたらキュンときちゃいますよねー！ふふ。続きもどうぞ、お楽しみに☆ (2014年10月13日 23時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年7月9日 21時
