161. 思い当たる人 ページ26
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リビングに行くと、潤くんが出かける支度をしていて、
「あれ？どこか行くの？」
その声に振り返った潤くんは、
「ああ、うん。昼メシの材料買出しに･･･」
そう言って、笑った。
たしかに、数日ふたりともいなかったもんな･･･
っていうか･･･あれ？水曜の夜、私、買い物して帰ってこなかったっけ？
そんな私を見て、潤くんが、
「使えそうなものは使うけど･･･生鮮食品はちょっと無理そうだよ？」
困った顔をした。
ああ･･･そうだよね。
もったいないことをしてしまった･･･
食材を無駄にしてしまったことを反省していると、潤くんが私のそばに近付いてきて、
「だから･･･もう、家を飛び出していくのは禁止ねー(笑)」
って言いながら、私の頭をポンポンッとたたいた後で、
「ま･･･今回は、俺が先に出て行ったから、俺も反省しないとな。」
って、申し訳なさそうに言った。
.
「部屋着じゃ行けないでしょ？(笑)」
潤くんはそう言って、ひとりでスーパーに出かけてしまった。
一人残されたリビングでぼーっとしながら、昨日までのことを思い出していると、
急に、同棲することになったのを思い出して、ドキドキしてきた。
『あ･･･お姉ちゃんに言わないと。』
お姉ちゃんと、ふたりで住めるような部屋を探していたことを思い出して、急に焦りだした。
お姉ちゃんが帰るのは、今日。
慌てて電話をすると、お姉ちゃんの第一声は、
「あ、同棲することにしたんだって？よかったね(笑)」
だった。
その言葉にあっけに取られたけれど、ハッと我に返って、
「え？誰に聞いたの！？それ、昨日言われたばっかりなんだけど･･･」
慌てたままでそう聞くと、
「誰だっていいでしょー(笑)」
って、答えを濁したお姉ちゃんは、
「ちなみに、最初から私ひとりで住むことになるって分かってたから、大丈夫よー。」
何もかも分かってますって感じでそう言って、
「日本に帰ってきたら、あんたんちから荷物引き上げるから、それまでよろしくね。」
そう言って、じゃーねーって電話を切った。
･･･マイペースすぎ。
っていうか･･･誰から聞いたの？
そう思って、お姉ちゃんの人間関係をよくよく思い出してみたら、
思い当たる人は一人しかいなかった(笑)
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ゆん*(プロフ) - えこさん» お待たせいたしましたー！スッキリしていただけて、よかったです♪まだまだカッコいいJを書きたいと思いますので、どうぞお楽しみに☆ (2014年10月13日 23時) (
レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - チェリーさん» お待たせいたしましたー！翔担さんをドキドキさせることができて、嬉しい限りです♪第5章もよろしくお願いします！ (2014年10月13日 23時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - まゆうさん» お待たせいたしましたー！本当に付き合ってるのはバレてませんが、会社の敷地内で、ドッキドキでした（笑）続きもどうぞお楽しみに☆ (2014年10月13日 23時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - アキさん» こちらも久々の更新です！言ってほしいセリフがたくさんとのことで、とっても嬉しいです♪続きもどうぞお楽しみに♪ (2014年10月13日 23時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - アイさん» お待たせいたしましたー！Sも完結し、残りはJに集中します♪抱き寄せられたらキュンときちゃいますよねー！ふふ。続きもどうぞ、お楽しみに☆ (2014年10月13日 23時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年7月9日 21時
