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目暮警部に連絡した新一は、上の方にある爆弾をサスペンダーを利用して解除している。

…とはいえ、私たち2人で全て解除する時間なんてあるの?


私はポケットに入っていた携帯を取り出すと哀ちゃんに電話した。



「ちょっと──…」

『哀ちゃん、お願いがあるの』


私の声のトーンに、哀ちゃんは「…なに?」と小さく言葉を吐く。


『今から言うことをよく聞いて。…新一の言う通り、爆弾が仕掛けられていたの。犯人は15時30分にホーム側のスピリッツサポーターの頭上に電光掲示板を落とすつもり』

「そんな…あと30分しかないじゃない…!」

『新一が警察に連絡したから、…もうすぐサポーターの避難が始まるはず。だから哀ちゃんは元太くん達が暴走しないように見張ってて』


片手で爆弾を解除しながらもそう言えば、電話の向こう側で「分かったわ」と哀ちゃんが承知してくれて少し安心する。

…怒られるかと。



「それよりあなた達は…」

『…この電光掲示板の落下を防いでサポーターを守り抜く』



新一の言う“なんとしてでも電光掲示板の落下を防ぐ”っていうのはこういうことだろう。

…大丈夫、新一がそう言うから。



『…なんとかなる』


自分に言い聞かせるように口にした言葉。
少しばかりかバクバク言ってた心臓が落ち着いてきた気がする。



『…ふう、』



大きく深呼吸した私は、爆弾の解除を再開した。









·









新一 side.




「A!お前は先に逃げてろ!」

『でもあと1つが…!』


少し離れたところにいるAは、困ったように俺の頭上にある爆弾を見る。

残された時間はあと35秒。
そんな時間で上にある爆弾を解除するなんて無茶だ。

…なら、




「頼む、持ってくれよ…!」



柱にサスペンダーを巻き付け、最大まで伸ばしたそれを引きながらも走る。

奥の太い柱にくくりつけると、そのさらに奥へと走る。



『新一!!』

「向こうだ!走れ!」


俺より少し先に行っていたAが見えた時だった。この場から逃げ切れるとは思っていなかったけれど…、後ろで爆発が始まる。

爆風に押され、前に転がり込む。


───やべえ、Aが…!!

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設定キーワード:名探偵コナン , 工藤新一.江戸川コナン , 11人目のストライカー   
作品ジャンル:恋愛
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ぱぴこ(プロフ) - 茜さん» ありがとうございます!!そう言っていただけると嬉しい限りです!!ぜひこれからもよろしくお願いします! (5月23日 20時) (レス) id: 9511f3d914 (このIDを非表示/違反報告)
- おおおお毎回お話が面白すぎて毎日楽しみです!頑張って下さい! (5月22日 18時) (レス) id: fc9bd81442 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱぴこ。 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年5月18日 22時

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