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ーー。 ページ5

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乾 side





鉄パイプで、
人の頭を思いっきしぶん殴った。




その現場を目撃された。


誰に?







今井Aに。
怯えて、もう関わらないと思った。


元から世界が違うんだ、当たり前だ。






そう思ったのに。





「乾くん見て!!!
大寿くんに、テスト勝った!!!」



大寿「そんな事で自慢すんな。」

「負け犬の遠吠えって、九井くんが言ってた。」






大寿「九井ぃ、」


九井「は?ふざけんな、言ってねぇよ。
てめぇ、人に押し付けんな!!!」






なんて、きゃー!って楽しそうな顔して、
ココと大寿と、追いかけっこをはじめて。



なんで、こうなった、






明らかに軽蔑したような、
そんな瞳だったはずなのに。


なんで。







乾「昨日見ただろ、俺がしたこと。」


「鉄パイプで人殴ったこと?」






乾「なんで平然と話しかけれるんだよ。」




思わず胸ぐらを掴んで、詰め寄ったのなら、



頬に、じんわりとした、弱い力。







目を見開いて見つめれば、
逆に胸ぐらを掴まれる。



ちいせぇくせに。









「そんな事で離れるような人だと思われてたの?
心外なんですけど!!!




乾くんの顔が大好きだからです!!!



イケメンをこんな近くで拝めることなんて、
そうそうに出来ないんだからね!」







なにか、特別な理由でもあるのかと思った。




ココがいるから、とか。
大寿がいるから、とか。


でも、そんな事ではなくて。






それよりも、もっと、下らないもので。


正直、なんなんだこいつは、って、
何度もそう思った。







住む世界というか、





歩む道なんて、微塵も揃っていないのに、
目指すとこなんて、違うのに。


それでも、構わずついてくる。






じんじんっ、として頬が痛かった。




強くなんて、ないのに、
弱っちい力のくせに。

それなのに、






痛かった。






「それに、私は3人が人を殴ったりとか、
鉄パイプでぶん殴ったりとか、
そんなとこ見ても、どうでもいい。




痛いことなんて知ってる。




でも、殴られるようなこと、したんでしょ?
それなら仕方ないってすませる。






私は3人が思ってるより、綺麗じゃないんだよ。」







って、あどけない笑顔で、
綺麗な笑顔を向けられたから、



目をそらすことしか出来なかった。







九井「いったろ、そいつの頭おかしいって。」






ココの言葉を理解した、
おかしいより、変わってる。




そんな女だった。

ーー。→←煩わしいぐらいがちょうどいい。



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阿恵 - このお話の続きが見られて嬉しいです 更新頑張ってください (9月16日 16時) (レス) id: f862afcdc8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ことり | 作成日時:2021年9月15日 14時

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