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「ねぇなんで!?なんでなの、乾くん!!
まって、もうカタギでしょ!?」
乾「殺さねぇと、俺の気がすまねぇ。」
「大丈夫だから!!あ、ちょ、聞いてる!?
あのっ、乾くん!?
かむばーーーーーーく、乾くーーーーん!!!!」
事の発端は、ただの徒歩である。
歩いていただけで、
不良というのか、まぁつまりはヤンキーと、
ぶつかった。
それだけである。
笑って流すようにと、謝罪したのなら、
舌打ちをされて去っていくのに。
乾くんは何を怒ったのか、殺すとか言うから。
違う、待って、乾くん。
君はいま、カタギだから、やめなさい。
って、止めていても、止まらない。
乾「俺のやりたいことやらしてくれんだろ?」
「あ、狡い!!!それはなし!!
なしでーーーす!!!」
乾「っち、」
「舌打ちしないの!!」
と、そんなことを言い放つから、
なしと宣言した。
そのまんま、喧嘩になる前に話してた、
バイクの部品を見に行きたいの言葉に、
そーゆー系等のお店に向かう。
けど、バイクはわからないし。
なんなら、壊した女だし、私。
「新しいやつとかなら、
九井くん買ってくれると思うけどなぁ。」
乾「そーゆーとこ、直した方がいいぞ、ほんとに。」
「んー、直さないと思うよ、私も九井くんも。
私は、2人のためなら何でもできるし、
何でもしてあげたい、その気持ちは、
九井くんも同じだと思うし。」
にんまり、と笑って見せては、
さっきから、高い方の部品を眺めてる彼を見て、
何も迷わずに。
「おじさん、この部品下さい。」
お値段は高いけどそれでも良かった。
乾くんの喜ぶ顔が見たい、
それは彼が好きだから、なのは本当だけど。
好きの意味は違う。
友達としての意味。
乾「50万こえてるぞ、」
「さっき、銀行から下ろしてきたから大丈夫。」
乾「俺に金使う癖治せよ、ほんとに。」
*
九井「イヌピー良かったな、部品買えて。」
三途「単車の何がいいのか分かんねぇ。」
九井「うるせぇ、黙ってろ、」
三途「つか、合計80万とか、
マジでおまえら金銭感覚狂ってんな。」
九井「イヌピーとAには、
惜しみなく金使うに決まってんだろ!!」
三途「キレんなよ、きめぇ。」
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月兎(プロフ) - あぁもう涙…ほんと最高ですありがとうございます (2023年1月30日 6時) (レス) @page16 id: 720c1829f9 (このIDを非表示/違反報告)
愚民 - 笑いあり、涙あり。最高すぎます🤦♀️更新楽しみに待ってますッッ! (2022年7月20日 21時) (レス) @page20 id: 59cc64d62b (このIDを非表示/違反報告)
阿恵 - このお話の続きが見られて嬉しいです 更新頑張ってください (2021年9月16日 16時) (レス) id: f862afcdc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことり | 作成日時:2021年9月15日 14時