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ーー。 ページ14

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「ねぇなんで!?なんでなの、乾くん!!
まって、もうカタギでしょ!?」




乾「殺さねぇと、俺の気がすまねぇ。」

「大丈夫だから!!あ、ちょ、聞いてる!?
あのっ、乾くん!?





かむばーーーーーーく、乾くーーーーん!!!!」







事の発端は、ただの徒歩である。




歩いていただけで、
不良というのか、まぁつまりはヤンキーと、
ぶつかった。


それだけである。






笑って流すようにと、謝罪したのなら、

舌打ちをされて去っていくのに。







乾くんは何を怒ったのか、殺すとか言うから。






違う、待って、乾くん。
君はいま、カタギだから、やめなさい。


って、止めていても、止まらない。






乾「俺のやりたいことやらしてくれんだろ?」



「あ、狡い!!!それはなし!!
なしでーーーす!!!」

乾「っち、」





「舌打ちしないの!!」







と、そんなことを言い放つから、
なしと宣言した。


そのまんま、喧嘩になる前に話してた、




バイクの部品を見に行きたいの言葉に、
そーゆー系等のお店に向かう。


けど、バイクはわからないし。






なんなら、壊した女だし、私。






「新しいやつとかなら、
九井くん買ってくれると思うけどなぁ。」



乾「そーゆーとこ、直した方がいいぞ、ほんとに。」




「んー、直さないと思うよ、私も九井くんも。
私は、2人のためなら何でもできるし、
何でもしてあげたい、その気持ちは、



九井くんも同じだと思うし。」






にんまり、と笑って見せては、
さっきから、高い方の部品を眺めてる彼を見て、


何も迷わずに。




「おじさん、この部品下さい。」






お値段は高いけどそれでも良かった。





乾くんの喜ぶ顔が見たい、
それは彼が好きだから、なのは本当だけど。

好きの意味は違う。





友達としての意味。








乾「50万こえてるぞ、」


「さっき、銀行から下ろしてきたから大丈夫。」




乾「俺に金使う癖治せよ、ほんとに。」











九井「イヌピー良かったな、部品買えて。」




三途「単車の何がいいのか分かんねぇ。」

九井「うるせぇ、黙ってろ、」




三途「つか、合計80万とか、
マジでおまえら金銭感覚狂ってんな。」




九井「イヌピーとAには、
惜しみなく金使うに決まってんだろ!!」








三途「キレんなよ、きめぇ。」





.

ーー。→←君が生まれた日。*乾HBD



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月兎(プロフ) - あぁもう涙…ほんと最高ですありがとうございます (2023年1月30日 6時) (レス) @page16 id: 720c1829f9 (このIDを非表示/違反報告)
愚民 - 笑いあり、涙あり。最高すぎます🤦‍♀️更新楽しみに待ってますッッ! (2022年7月20日 21時) (レス) @page20 id: 59cc64d62b (このIDを非表示/違反報告)
阿恵 - このお話の続きが見られて嬉しいです 更新頑張ってください (2021年9月16日 16時) (レス) id: f862afcdc8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ことり | 作成日時:2021年9月15日 14時

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