Page1 ページ2
『さァ、如何する?もうすぐ首領室だ。』
「____、っ
判りました。承諾しましょう。」
『条件成立、だ。却説、君、家は?』
と太宰は問う。
「ないです。」
『では私の家へ来給え。』
「ちょ、一寸待って下さい!だ、ざ、」
『太宰で善いよ。』
「太宰さん、私は殺し屋ですよ?何時貴方を狙うか___」
『そんなの関係ないよ。君が好きになった。』
忽ち顔に熱を持つ。
別に好きな訳ではないのだが。
そのまま彼は私を家へと連れて帰った。
____
__
「あの...首領に用があったのでは?何故帰って来たんです。」
『え?用なんてないさ。君に近づく為の計画の一つ。』
そういって悪戯な笑みを浮かべる。
今、私は太宰さんの家に居るのだ。
家が無い私に、提供してくれたのである。
『じゃあ私、先に風呂に入らせて貰うよ。寛いで居て。』
「待って下さい!」
『ん?如何したの?一緒に入るかい?』
「__ッじゃなくって!!、恋人、って何をするものなのですか?」
と訊くと、彼はううむ、と唸ってから、此方に歩み寄った。
直後、顔が降りてきて、額に柔らかい感触が伝わった。
『今みたいなコトとか、もっと過激なコト。』
と耳元で囁いた。
「___!?」
呆としていた顔を上げると、彼はもう其処に居なかった。
223人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うどん(プロフ) - かりしゅまさん» どういたしましてどういたしましてどういたしましてどういたしましてどういたしまして (2018年10月11日 20時) (レス) id: d550fea9be (このIDを非表示/違反報告)
かりしゅま - ありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうありがとうございますありがとうございますありがとうございます (2018年10月10日 22時) (レス) id: b0789ec004 (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - まんじゅうねこさん» ティッシュあげます (2018年9月30日 21時) (レス) id: d550fea9be (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - 月瀬ゆうめさん» そーれねっ (2018年9月30日 21時) (レス) id: d550fea9be (このIDを非表示/違反報告)
まんじゅうねこ - やばい…太宰さんのツンデレが鼻血モノ…(出したくても鼻血出せない人) (2018年9月23日 15時) (レス) id: dd9eae3b3c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うどん | 作成日時:2018年8月15日 20時