6 助けて神様 ページ7
廊下から聞こえる黄色い悲鳴
「な、何事〜?!」
慌てるゆめ。それをなだめるように
「落ち着いて、、とりあえず様子見に行こう」
と、しっかり者ののぞみが提案してくれた。
廊下にはありえない数の人だかり、隙間を縫って奥へ奥へと進んでいくと、見たことのある2人組
「A?どうかした?顔色やばいよ」
はなの声で現実に引き戻される。
間違いない、この2人は、、
『昨日のヤンキー!!』
一斉にこちらに向く視線、心の叫びは心の中で抑えきれず声に出ていたらしい、恥ずかしさと気まずさで逃げ出そうとしても人が邪魔で進めない。
なんとか人と人の隙間を見つけ入り込もうとする私を、誰かの手が強引に引っ張った。
「A、みーつけた」
───────
『あ、あの、、何用で、、、』
私の教室、いつものお昼ご飯場所、イツメン4人、その中にはマイキーくんと入れ墨の彼。
「Aに会いたくて来ちゃった」
純粋な笑顔でこちらを見つめるマイキーくん。
(う、眩しい)
無垢オーラにやられかけたがなんとか正気を保つ。
『えっと、なんで私の学校知ってるんですかね、、、』
一番の疑問。どうして私の学校がバレたか、だ。
自分の名前以外この2人には話していないはず、、、
「これお前のだろ」
そう言って入れ墨の彼がポケットから取り出したのは、私の生徒手帳だった。
『ななななななんで持ってるんですか?!』
まさか知らぬ間に盗られてた?!なんて考えが頭をよぎる。それを見透かしたように
「今朝落としただろカバンから。拾ってやったんだよ感謝しろ」
と、言われる。
疑ってしまった私を殴りたい。
『す、すみません。わからなかったです。ありがとうございました。』
「今回は俺らだったから良かったものの、やばいやつだったらどうすんだ。」
例えば変なおっさんとかと言いながらニヤリと笑みを浮かべる入れ墨の彼
少し鳥肌が立った。
「それでさ、ここに来た理由なんだけど」
先程から黙っていたマイキーくんが口を開く
「今から遊び行こーぜA」
『今なんて、、???』
- - - - - - - - -
完全にドラケンの名前を聞くタイミングを無くしました。
もう少しだけドラケンは入れ墨の彼と書きます。
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夜雨(プロフ) - あーちゃんさん» ありがとうございます!引き続きよろしくお願いいたします! (2021年12月10日 2時) (レス) id: c5510bc437 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - 待ってました!最高です( ; ; )1回読んで、また同じところ何回も読んでます。更新頑張ってください!応援してます。 (2021年12月10日 0時) (レス) @page40 id: bc1eb98a2f (このIDを非表示/違反報告)
夜雨(プロフ) - あーちゃんさん» ありがとうございますㅜㅜとてもうれしいです!!明日は投稿するので、そちらも楽しんでもらえたら幸いです!ほんとうにありがとうございます!! (2021年12月5日 1時) (レス) id: c5510bc437 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - 毎日めっちゃ楽しみで、マイキーの夢小説のなかで一番胸きゅんで大好きです!普段の何気ない生活にこんなワクワクさせてくれるお話は初めてです。引き続き更新楽しみに待ってます(*^_^*) (2021年12月5日 0時) (レス) @page35 id: bc1eb98a2f (このIDを非表示/違反報告)
夜雨(プロフ) - はなさん» 外したつもりが着いていました、、コメントほんとにありがとうございます( ;; ) (2021年11月16日 18時) (レス) id: c5510bc437 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜雨 | 作成日時:2021年11月13日 20時