gnzkに夢を見る (ページ5)

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いい子いい子ページ5

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「聞いてよお弦！！」

仕事終わりにコンビニ袋いっぱいにお酒を買ってうちに来たA
嫌な事があったから愚痴らせて欲しいと連絡が来ていたので了承したけど、まさかこんなにお酒を抱えて今にも泣きそうな顔で来るとは思ってなかった。
お風呂上がりだった僕はぺしょぺしょに濡れている髪の毛のままAのいる玄関に向かった

「来てそうそうどうしたの？お靴脱ぎな？ほら、部屋に入っておいで」

「うぅ、、」

「泣いちゃった、。ほら、よしよし、もう大丈夫だよ。こっちおいで」

「うん、うっ、すんっ、うん、」

Aはすんすんと鼻をすすりながら僕に手を引かれるままリビングに着いてきた。
A用のクッションの上に座らせてから僕が隣に座ると、ボロボロと涙を流しながらゆっくりと抱き着いてくる。

「甘えたさんだね」

「んっ、ごめんね、ちょっと、ぎゅってして」

「いいよ。なんならお膝の上おいで」

「重いよ」

「大丈夫だよ、ここの間に座んな？はい、よしよし。いいこだね」

「うぅ〜……」

「泣いて楽になるならいっぱい泣きな。ティッシュこれね」

「うっ、ひっ、ありがと、、うぅ、」

「うん、大丈夫。今日はしんどかったね。頑張ってえらいじゃん。」

Aを横向きに抱きしめながら、ゆらゆらと揺れておでこや頭にキスをする
彼女は少し驚いたようにピシリと固まったあと、僕の肩にスリスリと寄ってきて、まるで猫のようで可愛い

「可愛いね」

「ううん。」

「可愛いよ。」

「…ありがとう」

「よしよし、えらいえらい。頑張る君も好きだけど、あんまり無理しやんといてな。心配。」

「うん、、ごめんね」

「いいよ。こうやって真っ先に僕を頼ってくれたの、ちょっと嬉しいし。甘えてくれるの可愛いし。あ〜弦月の彼女可愛いな〜」

「私の弦月、優しくてかっこいいね。好き」

「……僕は大好きなんだけど。」

「んふふ、ありがと〜」

「あ、笑ったね。可愛い。ふふ、今日も沢山お疲れ様。」

頑張ってえらい君へ

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