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七訓 ページ9





「ここに真選組副長土方十四郎がいるとの情報が入った!土方はどこだ!!」

『え″』

「桂!?」



なんと店内に入ってきたのは桂小太郎率いる攘夷浪士だった。なんでここ来るんだよ。ホントに辞めてくれ。そう言いたいのを我慢し嫌味を込めた視線だけをロン毛野郎に向ける。



「居たな土方十四郎。今度こそお前は俺が天誅をくだ…あれ、Aじゃないか。何をしているんだこんな所で」

『……』

「ん?確か情報には女連れと……はっ、まさか、お前らそんな関係「じゃねぇよ!!」




ヅラの質問にうちは無視を決め込む。そしてヅラの勝手な勘違いに土方さんは手元にあった箸を投げつける。



「A!!聞いてないぞ!!お父さん認めませんからね!!」

『誰がお前の娘だ』



しまった。折角無視を決め込んだというのについツッコんでしまった。これじゃ攘夷浪士の仲間だと思われてしまう。事態は最悪だ(自業自得)。



「え、知り合いなの、彼女?」

「もしかして攘夷浪士なのかしら…?」



そんな噂が店内で広がっていく。やばい。これはやばい。これ土方さんに誤解されてそのまま切腹とかないよね?

隣にいる土方さんをチラ見すれば表情は見えないものの怒っているようだった。ここで弁解しようとすればそれこそ怪しく見える。かと言って何も言わないのもそれはそれでまずい。

そしてついに彼が刀に手をかける。少しだけ見えた刀の刃に背筋がゾクリとした。背中を嫌な汗が伝っていく。 思わず目をギュッと瞑り斬られる痛みを待つ。
















ポンッ










『え、』

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睡眠足りない布団好き女子(プロフ) - 茶魔さん» ありがとうございます!!もどかしい2人をこれからもよろしくお願いします笑 (2022年3月27日 17時) (レス) id: 4363425499 (このIDを非表示/違反報告)
茶魔(プロフ) - めっちゃ良かったです。土方さんと距離が縮みそうで縮んでないような雰囲気にドキドキしました! (2022年3月27日 15時) (レス) @page13 id: b44f6f7184 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:睡眠足りない布団好き女子 | 作成日時:2022年3月25日 23時

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