【銀魂】幕府専属医師のとある一日

十一訓 ページ13

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「お前もう俺に敬語使うの辞めろ」

『え、え、えぇぇぇぇ!?』




あまりの驚きに大きい声で叫んでしまい土方さんに「うるせぇ」とチョップを喰らった。やっぱり痛かった。



『な、何でですか!?変なもんでも食べました!?病院行き「ホント失礼だなお前」



またも加減なし(※加減してます)のチョップを喰らい頭を抑える。あれ？何回目だっけ？この人うちのこと叩きすぎじゃね？これで頭バカになったら土方さんのせいじゃん。訴えてやる(※出来ません)。



「歳も近ぇだろ。敬語なんていらねぇ」

『でも一応うちは幕府に雇われた医者で雇い主は貴方達ななんです。しかも歳上なのに無理です』

「ならもっとお前には歳下の医者らしい態度を取って欲しいンだが」

『？何言ってんですか。ちゃんと取ってますよ』

「お前心に手当てて過去の自分振り返ってみろ」

『………ないです！』

「よくそんなこと自信満々に言えたな!!」



無かったものはしょうがない。そして「とにかく…」とせっかく忘れかけていた話題をまた引き戻す土方さん。



「敬語やめろ」

『無理です！』

「なんでだよ!!」

『さっきも言ったでしょ!?あの通りです!!』



どうしても土方さんの前だと敬語になってしまう。自分でもよく分からないが。うちの様子に諦めたのか土方さんは「もういい…」と声を漏らす。



「気が向いたら敬語やめろ」

『多分一生ないです。まぁでも…』

「？」

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