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47 銀髪の侍 ページ47








『っ!?』



土方「っ!?」




「この声、」










「______銀髪頭!!!」




















銀時「よぉ」









 銀さん…
 仁王立ちで佇むその姿に、視界は霞むことなくハッキリ映し出されるのです


 数日ぶりの銀さんの顔…
 やつれてる

 目が盲点を定めていない


 すっごく怖い顔、してる…












銀時「呑気でいいなァ」



土方「ンだとー!?」









 ち、




 違うわ、土方さん…

 彼は_____
















 _____私に言っているのです


















銀時「こっちがどんなに心配したか気にも止めず、ソイツとデートとは」




 重たいため息を吐きます















銀時「_____クソ女が」










 ッ…

 ドクン、と心臓が鳴ります
 それはやがて弱まり、

 頭の中が麻痺しました




『ぎん…さん…』



 ズキ…

 クソ女か…私にお似合いな言葉なんだろうけど…
 痛い…





土方「おい!言い過ぎだろうが!!」


「テメェ前はあんなにナミのこと____」




 “ナミ”

 土方さんは、そう私の名前を呼びました





銀時「ナミ…?何気安く男に名前呼びされてンだよ」



 っ…また睨まれた…
 怖い…その目…



銀時「生憎だが、俺がナミを好きだった過去なんかねェよ」



「そもそも…」









「俺は___過去を“忘れる”人種でね」























 ____過去を忘れる…?




『え…』


 信じられない、という目で彼を見据えました

 忘れるの…?あの過去も…?

 松陽先生のこともあなたは忘れちゃうんですか…?











『………め…』



銀時「あ?」
















『____ぎんときは…忘れちゃだめなのに…!』





 ____先生のことを…!





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紅音 - 初コメ失礼します。とても面白いです!更新頑張ってください!楽しみにしています。 (2022年8月6日 14時) (レス) @page10 id: 49df10a6d1 (このIDを非表示/違反報告)
歴史クイズ - 続き楽しみにしてます! (2022年8月1日 13時) (レス) @page10 id: ce3cc772d9 (このIDを非表示/違反報告)
緋村 - 面白かったです!!!!続き下さい (2022年7月8日 22時) (レス) @page6 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:真灯 | 作成日時:2022年7月2日 20時

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