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A「また、もらっちゃった、
本当にすごいね掃除、、、」
新八「いや、すごいのは掃除じゃねえよ!!!」
街の掃除に感動していたAに
容赦ない新八のツッコミが入る
さっきからすでに三軒
それだけじゃない
街行く人がAに声をかける
銀時も神楽も新八も
みんなが知らないうちに
いつのまにかAは町のほとんどの人と
仲良くなっていた
新八「なんでそんなに仲良くなってんだよ、
怖いよ、軽く引いてるよ」
神楽「かぶき町の女王でもやってるアルか、、」
A「いや、おおげさな、、
買い物とかよくするからたまたまだって、、」
新八「たまたまじゃねえだろ!!
なんでだよ!僕だってしますよ買い物!
なんで、声かからないんですか!!チクショー!」
新八の恨みこもった言葉に
Aは困ったように笑う
銀時「ったくよ、
定春も知らねえ間になついてるし、
あんた一体なんなんだよ」
銀時は言っててなんとなくその力を感じていた
人を惹き寄せる力
そのなんとも言えない不思議な力は
銀時含め、全員にかかっていた
なんとなくほっとけない
いろんな一面が知りたい
わがままにも似たその感情が
少なからず銀時にはあった
結局、帰るまでには
4人それぞれが抱えるほどの量だった
新八「すげえよ、、、
1週間分の食材、日用品だよ、、」
神楽「かぶき町の女王は、譲るアル、、」
銀時「明日も掃除しようぜ」
A「やっぱり掃除が良かったんだ!!
こんなにたくさん嬉しいね、、」
いつの間にか、よく笑うようになってた
Aな顔を見てると
つられて笑ってしまう
そんな力がAにはあった
しかし、そんな力と同様に
近づこうとすると線を引かれる
それ以上はなにも聞けなくなる
そんな威圧感も感じた
(ピンポーン
帰ってすぐ、チャイムが鳴る
神楽「もしかして、、!
またお礼アルか!?」
銀時「そうかもしんねえ!
よし、A出てこい!!」
A「はいはい、、」
キラキラした2人をみてAは呆れながらも笑う
依央利「Aさんいますか?」
それは、お礼なんか程遠い
招かざる客だった
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作者名:おぐら | 作成日時:2019年10月28日 4時