15話 ページ15
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目がさめると、外は真っ暗だった
随分と長く眠っていた気がする
隣を見ると弟がいて、俺に寄り添うようにして眠っていた
月明かりに照らされた寝顔はどこか心配そうながらも安心したようだった
『…あぁ、守れたのか…』
ゆっくりと呼吸をして眠っている
目の前の脅威がなくなったのだと、実感した
咲夜「……にー、ちゃ…」
嫌な夢でもみているのか、弟の閉じた目から涙が流れた
安心させるように、涙を手の甲で拭って小さな頰にキスをした
しばらくは、弟の体温に身を任せて、眠りたい
ーー
二度寝してからどのくらい経ったのか
誰かが起こしに来たのがわかった
俺じゃなくて、弟をだが
?「さぁ、咲夜さん。起きてください」
咲夜「んんぅ…朝ぁ?」
襖を開けたのか、太陽の光が眩しくて目が開かない
直射日光で暑いし
しかし、どこかで聞いたことがある声だ
誰の声だったか…思い出せないな
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りんご仮面(プロフ) - トイさん» おおわかりますか!そう、新撰組の子達は可愛い良い子たちなんですよ…(*´ω`*) (2018年12月21日 21時) (レス) id: abdf60c052 (このIDを非表示/違反報告)
トイ - 新撰組の子達が可愛い…ブラックじゃなきゃ良い子達だもの (2018年12月21日 20時) (携帯から) (レス) id: 46e1741f78 (このIDを非表示/違反報告)
りんご仮面(プロフ) - 雷雅さん» ぁぁぁありがとうございます!更新頑張ります!! (2018年12月19日 20時) (レス) id: abdf60c052 (このIDを非表示/違反報告)
雷雅 - 更新頑張ってください! (2018年12月19日 20時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんご仮面 | 作成日時:2018年12月13日 21時