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中島.嫉妬※血蝶姫様リクエストby夜桜夢 ページ6

「じゃあお先に失礼します!」




仕事を終わらせ、敦と自宅に帰ろうと扉を開ける__




「あ、Aー」


「何ですか?乱歩さん」



のを止めた。




乱歩さんがちょいちょいと私に向かって手招きする。


駆け寄ると、口に何かを入れ込まれた。




「んぐっ!?」


「美味しいでしょ?そのドーナツ」


「おいひいれふ………!」




無理矢理入れ込まれたドーナツだけどふんわりと甘い香りが広がり幸福感が満ちる。

乱歩さんも嬉しそうにニコッと笑った。






「これ、どこに売ってるんですか?」


「しょうがないなぁ、僕が今度連れてってあげよう」


「あっありがとうございます!」





その時私は、敦が寂しそうにこちらを見つめているのに気付かなかった。




パシッと手首を捕まれ、思わず振り返る。

そこには、いつもとはかけ離れた冷たい表情をしている敦が居た。


ゾクリと背筋が凍る。






「帰るよAちゃん」


「敦………?痛っ………!」





手首を握る力があまりにも強くて顔を顰める。



家に帰るなり、敦は私を壁に押し付けた。





「あ、敦………?どうしたの………?」


「………判ってないんだ」


「何の事………………んんっ」





強引に顎を捕まれ唇を塞がれる。





「………んッ……ふっ………ぅ」





二人だけの部屋にいやらしく水温が響く。

激しく口内をかき乱され、腰から力が抜ける。


がっちりと腰に腕を回され離れる事ができない。




苦しくて胸板を叩くと、漸く敦は離してくれた。






「………ハァッ………あ、敦、何して………ッ」


「Aちゃんは本当に僕の事好きなの?」


「え………」


「いつもいつも、あんなに楽しそうに他の男と話して………」





突如、視界がぐらりと反転し、天井と敦しか見えなくなる。


妖艶な敦の笑みに、脳が逃げろ、と告げていた。





「離して………ッ!!」


「離さないよ。お仕置き、必要だから」






敦は片手で私の両手をまとめ上げ、服に手をかけた。








___僕しか見えない身体にしてあげる








•.*•°•.*•°


敦とAが進展しないのでわざとやってた乱歩さん←

双黒.添い寝※龍花様リクエストby恋羽→←中島.料理by夜桜夢



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恋羽(プロフ) - イチゴフラペチーノさん» ありがとうございます!返信遅くなりましたすみません! (2018年1月4日 20時) (レス) id: 7951348906 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴフラペチーノ(プロフ) - 恋羽さん» 敦くん可愛いです! (2017年11月26日 10時) (レス) id: e3c16ab556 (このIDを非表示/違反報告)
恋羽(プロフ) - チビ猫さん» ありがとうございます…!凄く嬉しいです(´;ω;`)ブワッ (2017年9月10日 15時) (レス) id: 7951348906 (このIDを非表示/違反報告)
チビ猫 - 完結おめでとうございます!!始終悶えていました!!作者様これからも頑張ってください!! (2017年9月10日 8時) (レス) id: cb3c918c22 (このIDを非表示/違反報告)
恋羽(プロフ) - 月輝さん» ありがとうございます……(> <) (2017年8月26日 18時) (レス) id: 7951348906 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜桜夢&恋羽 | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年5月21日 6時

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