中原.夢by恋羽 ページ19
※夢主は大学生という設定です
――――――――
ん〜と伸びをして重い瞼を開け直す
眠い………
窓を見れば月明かりがほんのりと部屋に入ってくる
今は夜の十一時過ぎ
絶賛テスト勉強苦戦中だ。
中也は今日も仕事で遅いから勉強しながら待ってようと思ってたんだけど……
もう限界みたいだ…
瞼が重くて落ちてきちゃう
私は其のまま引きずり込まれるように夢の世界へと入っていった
中『A…好きだ』
貴『なっ………私も好きだよ?』
___ふふ、えへへ
中「いっ………おい、A…ったく起きねぇと襲うぞ」
………ん、んん?
貴「お、襲う!?!?」
中也の声で私は一気に現実に引き戻された
貴「あ……先刻のは夢…」
中也を目の前にして思い出すのはとてもじゃないが恥ずかしい
かぁぁっと身体中に熱が駆け巡るのが判る
中「ンだよ、顔真っ赤にして…変な夢でも見たか?」
図星で何も云えないでいると中也はニヤニヤしながら顔を近づけてきた
中「どんな夢見たんだ?」
貴「っ……教えない」
絶対に云うものか
中「へぇ…いい度胸じゃねぇか。」
怪しい笑みを浮かべると中也は私を床に押し倒した
貴「なっ……にしてっ…///」
中「云うまでは離してやんねぇけど?ほら…云えよ」
此の侭では私の心臓が危ないと悟り正直に云う事にした
貴「っ……中也が好きだって云うから…」
恥ずかしくて死にそうになり自分の手で顔を覆い隠すと中也の手によって外された
中「可愛いこと云うンじゃねーよ馬鹿…つーかンな言葉何時でも云ってやる」
そっと中也は私の首筋に口付けた
貴「ん……ちょっ……」
中「A…好きだ」
耳元に唇を寄せて甘く低い色気のある声で
そう囁いた__
ボワッと体温が上がると共に
___夢が現実となった瞬間だった
.
お久しぶりの更新ですm(_ _)m
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恋羽(プロフ) - イチゴフラペチーノさん» ありがとうございます!返信遅くなりましたすみません! (2018年1月4日 20時) (レス) id: 7951348906 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴフラペチーノ(プロフ) - 恋羽さん» 敦くん可愛いです! (2017年11月26日 10時) (レス) id: e3c16ab556 (このIDを非表示/違反報告)
恋羽(プロフ) - チビ猫さん» ありがとうございます…!凄く嬉しいです(´;ω;`)ブワッ (2017年9月10日 15時) (レス) id: 7951348906 (このIDを非表示/違反報告)
チビ猫 - 完結おめでとうございます!!始終悶えていました!!作者様これからも頑張ってください!! (2017年9月10日 8時) (レス) id: cb3c918c22 (このIDを非表示/違反報告)
恋羽(プロフ) - 月輝さん» ありがとうございます……(> <) (2017年8月26日 18時) (レス) id: 7951348906 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜桜夢&恋羽 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年5月21日 6時