キミの笑顔が見たいだけ【三途春千夜】

42話 ページ42

朝目が覚めるとベッドの上にいた
辺りを見回すと自分家の寝室、Aは居なく
自分のスマホを見ると11時を過ぎてる所だった
Aは仕事に行ったんだと思い
少し頭が痛いが着ていた服を脱ぎシャワーを浴びる

そんな飲んだつもりは無いが
蘭がAにちょっかい出していた所までしか覚えてない
どうやって帰って来たか全く覚えてねぇ
まさか、Aか！？
いや、流石に無理だろう...多分灰谷兄弟だな


今日は午後からの仕事で帰りは多分夜中
Aはきっと寝てるだろうし
起きてるAに会えないと思うと少し寂しい
まぁお互い仕事してんだし
そこは割り切らなきゃならねぇよな

シャワーを終えリビングに戻ると
ふと、飾ってある写真立てを見る
アプリで動物になって笑ってる俺とAの写真
普段ならぜってぇやらねぇポーズだし
そもそも写メも撮らない

«一緒に写真撮りたいです!»

三途｢は?写真?｣

«ダメですか?»

三途｢良いに決まってんだろ!｣

«嬉しいです!じゃあ、ガオー!のポーズで!»

三途｢が、ガオー?｣


そん時撮った写真
いつの間にかリビングに飾ってある
そうゆう所が可愛かったりする
嫌いな写真もAとだったら
何枚でも撮りたい
むしろ俺はAの写メを待ち受けにしてる
多分あいつは俺がこんなに好きなの
わかってねぇと思う
まぁ、あんまし顔に出さねぇようにしてるし




あー早く会いてぇな




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