キミの笑顔が見たいだけ【三途春千夜】

28話 ページ28

パーティ当日

三途｢ごめんな、マイキーに呼ばれてるから先行くな？
場所わかるよな？部下には分かるように言っとく！｣

«大丈夫ですよ！なんかあったら連絡します！»

三途｢あ、手出せ！｣

あいつは不思議そうな顔をして右手を出てきた

三途｢A目閉じろ｣

Aは少し不思議そうにしたが
俺の言う通り目を閉じた
目を閉じたのを確認し俺はAの左手を取り
この前作った指輪を嵌める

«出来たんですね！»

嬉しそうに左手を出し指輪を見つめるA

«三途さんの私が嵌めたいです！»

嬉しそうに俺の指輪を左薬指に嵌める

三途｢ありがとな！なんもムードも無かったけど
今日嵌めて行きたかったから...じゃあ行くわ！
気を付けて来いよ！｣

«行ってらっしゃい！»

ヒラヒラ手を振ってお見送りをしてくれた




ーーーーー梵天アジト


蘭｢三途〜♡今日楽しみだね〜♡｣

竜胆｢兄貴さっきからそればっか｣

蘭｢蘭ちゃんのカッコ良さに奥さんもメロメロかも〜？｣

三途｢それはねぇよ｣

竜胆｢おぉ、すげー自信｣

三途｢ったりめーだろ？｣

蘭｢ちぇーつまーんなーい！｣

九井｢そろそろ嫁来るんじゃね？｣


周りを見ると幹部全員と
各幹部の部下数名とハニトラの女5人程と
料理を作るシェフ数名とウエイトレスが数名

割と多くて賑やかだ
あいつは大丈夫だろうか？
疲れねぇかな？


部下｢三途様！奥様がお見目になりました｣

部下の後ろからひょこっと顔を出すあいつ
俺の部下にお礼をし俺の所に歩いくる


あいつの登場に周りがザワザワし始める
そりゃそうだ、俺もびっくりしてる
ボディラインがすげぇわかる黒のワンピースに
かなり高めのヒール
いつもは下ろしてる髪もアップにしている


モデルみたいに綺麗に歩くあいつに誰もが魅了している




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