小さな幽霊達に狙われてます【浦島坂田船】

じゅうさんわ ページ14

Aside

「ごめんね！行かなきゃだからっ……」

そういう私は制服姿にカバンを手にした状態

そしてそのカバンにうらたんを除く3人がしがみついている

坂「いいやん！僕らも連れてってや！」

セ「別にバレなきゃ問題あらへんやろ？」

志「大人しくしとるからいいやろ？」


というやり取りをさっきから繰り返している


う「ったく…Aが困ってるだろ…」


おっと、私の味方はうらたんだけか…

と考えるも面白そうな顔でこちらを見ている

……さてはうらたんも行きたいのでは…？


坂「バレへんようにするからーっ」


そういい上目遣いで見てくる……

……う、これはっ……


「分かったよ…ちゃんとバレないようにしてね？」


かわいいは正義だからしょうがないはず…うん

私がそう言うと目を輝かせる3人…とうらたんもだね


セ「ほんまですか？なら僕らは…カバン入っとればいいん？」

「うん、取り敢えず学校までは入っててくれると助かるかな」


う「ほんとに良いのか？邪魔になんねぇ？」

「大丈夫だよ。見られないように頑張るから…」

心配しながらもやっぱり行きたかったんだなぁなどと考える


志「うらたさん？もう二人とも入っとるよ？」

う「ん、あぁ、今行くわ」


そういい志麻くんとうらたんが私が床に置いたカバンに入り込む


これ……結構気を使って登校した方がいいよね？

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