最強呪術師と結婚したんですが2【呪術廻戦/五条悟】

47.不快感の正体。 ページ2

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恵side



恵「なんすかこの家…。部屋多すぎるでしょ。」



人2人を小脇に抱えて飛んできたのはあるタワーマンションの一室だった。


正確にはエントランス前に降り、当たり前のようにズカズカとコンシェルジュがいるロビーを突き進む2人の後ろを着いてきたのだが。




五条「へへ♪
あ、Aの部屋なら探してもないよ？」



恵「…別に探してませんよ。
つーかこんだけ部屋あるんだからひとつくらい部屋あげればいいでしょ。」



五条「そこは大丈夫♪
衣装部屋としてならちゃんと2部屋あげてるから♪」



恵「………どんだけ服持ってるんですかあの人。」




ガチャッと音を立ててバスルームへ繋がる扉が開かれ、無意識にそちらへ目をやる。



風呂から出てきたばかりのAさんに思わず目を奪われた。
…いつもと違う視界で新鮮さを感じる。
この人マジでいつでも可愛いな…と思うと同時にどこか感じる違和感。
…いや違和感というより、どこか不快感に似た何かだ。





五条「また髪乾かさないで出てきたの〜？
タオルドライだけじゃ髪傷むっていつも言ってるでしょ？
はいドライヤー、貸して。乾かしてあげる♪」




大人しく、そしてさも当たり前のようにソファに座る五条先生の脚の間に座るAさん。



……羨ましい。八つ当たりではないが、五条先生の嫌味なほどの脚の長さマジでムカつくな。
断じて八つ当たりではない。



不快感を少しでも和らげようと癒しを求めてAさんに目を向ける。




そう、「アイ♡悟」と描かれたTシャツを着た彼女に……。



ってこれだろ！不快感の正体は！！




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