最強呪術師に求婚されたんですが【呪術廻戦/五条悟】

42.地雷は踏むもの。 ページ46

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『索敵は得意だよね？』


恵「はい。2級レベルが5体。恐らくそれを纏めてる一級かそれ以上の呪霊が1体。」


『正解。まず作戦を練ろうか。

…あのね。先生が私と恵を組ませたのは、態とだと思うの。
反転術式を他人に使える私と組めば、恵が多少無茶をしてもすぐに治せるでしょ？』



恵「…自分の限界を知れってことですか。」



『…うん。それが恵の課題の中のひとつ。
…そして、その限界は必ず超えられる。
領域展開も何度も試せば必ずコントロールできるようになる。
術式は別として、私に出来て恵に出来ないことなんて、ないんだよ。』



何の疑いも抱かない琥珀の瞳を真っ直ぐに向けられる。
…なんでこの人はこんなに俺なんかを信じてくれるんだろうと思う。



ーー「手、出すなよ。」ーー


無意識に数日前の五条先生の言葉がフラッシュバックして、気づけば自分の手首を掴んだままだったAさんの手を取り握っていた。



恵「…もし俺が変な事したらその場で殺して下さい。」


無下限(のせい)で触れているように感じていても、実際は触れられていないことも分かってはいる。

…でも、



恵「…2人きりでこんな場所にいて、手を出さない自信がたった今なくなりました。」



『………え？待って私その地雷いつどこで踏んだの？』



…可愛い。


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