35.叙々苑に賭ける情熱。 ページ36
.
恵「Aさん!!」
『大…しゃけ!!』
赫によって巻き上げられた粉塵が風と重力に従って落ち着いてきて視界が開ける。
…あーあ、私の(元は学長のだけど)可愛い呪骸達が全部やられた。
交流会で残しておいた強力な3体+パンダの抜け毛で私が作った5体だ。
五条「やるねぇ♪オートマで呪骸を身代わりに出来るようになったんだ?
交流会の時はまだ出来てなかったよね?ってか何で棘語?」
パンダ「おい!それ俺の兄弟分じゃねぇか!?まさみちが泣くぞ!?」
棘「ツナマヨ。」
野薔薇「おい!いくらなんでもやり過ぎだろ!!
Aさん傷モノにしたらタダじゃおかねぇぞオラァ!!」
恵「…そしたら俺があの人を貰うから問題ない。」
悠仁「え!?アレ喰らって無傷なの?
つーか伏黒…ナチュラルに怖い事言うな…お前。」
五条「あ〜問題ないよ。最低出力に抑えてあるから。
こうでもしないとA、本気出せないでしょ?
ほら、反転術式を使うタイミングも大事だし♪」
恵「…最低出力だからいいとか、そういう問題じゃありませんよ。怪我させたらマジで俺が貰います。」
会話に夢中な今がチャンスだ。
東堂くんから「これは、返しておいてくれ。マイリトルシスター(兄妹関係解消失敗)」と言われ預かっている特級呪具「游雲」を取り出し一気に間合いを詰める。
五条「…え?もしかして恵、Aのこと…おっと!」
…いや嘘でしょ?
わかってたつもりだったけど、全っ然当たらん。
確かに私は体術そんなに得意じゃないけどさ!
五条「お、特級呪具。やるね。あ、それ終わったらちゃんと返してね?」
ふっふっふ。
抜かったな。五条悟。
こっちは"囮"なんだよ!
私の叙々苑に賭ける情熱舐めんな!
游雲をかわされてすぐに体勢を低く落とし、すかさずジャージのジッパーを下げる。
…いける!
『【 動 く な ! 】』
五条「………へ?」
パンダ「…おぉ!いったぞ!」
恵「あれは…!狗巻先輩の呪言!…一体どうやって!」
卍蹴り、入った!!
.
1347人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Alice(プロフ) - ネココさん» ありがとうございます〜!!大好きだなんて(*^^*)!嬉しいです!コメント嬉しいです☆ (2021年6月21日 17時) (レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
ネココ - こういう面白くてラブコメが入っているお話大好きです!更新頑張ってください!応援してます!(うるさくてすみませんw)) (2021年6月21日 17時) (レス) id: d9dbb0348a (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - ゆきな☆さん» ありがとうございます!とっても嬉しいです! (2021年5月31日 18時) (レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 瀬谷さん» 教えてくださりありがとうございます! (2021年5月31日 18時) (レス) id: a006ba535f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - このお話好きです!!!更新待ってます!頑張ってください!! (2021年5月31日 17時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アリス | 作成日時:2021年5月30日 13時