最強呪術師に求婚されたんですが【呪術廻戦/五条悟】

17.反抗期だと思いたい。 ページ18

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…………なんで知ってんだよおおおおおお！！！


待って、マジでこの子が何を考えてるのか分からない。私をどうしたいんだ。社会的に、いや、呪術界的に殺したいのかね？


いやこのことは真希ちゃんもパンダも知ってるけどさ！！
なんなら報告書も上げたから学長も知ってるよ！！
つまり上の連中みんな知ってるね！！
なんなら資料管理してる補助監督もみーんな知ってるよ！！




『…い、いいいいいやでもあれはね！？
やむを得ない深ーーーい事情でそうせざるを得なかっただけであって、決して私と棘くんが如何わしい関係だったとかじゃなくてね！！！』




恵「はい。知ってます。」




知ってんのかよ！！！！




恵「…なのに、…それなのにいきなり五条先生と結婚って、なんなんですか。それ。
さっきの…キスだって、あれは俺への牽制ですよ。
俺が手を出さないように、釘を刺したんです。だから敢えて反抗することにしました。
もう我慢もしません。ムカついたんで。」



おい待て、勝手に話を進めるな。恵ちゃんよぉ。



恵「…五条先生は、俺や狗巻先輩の気持ちを知っててアンタに交際じゃなく結婚を持ちかけたんです。
アンタを…他の誰にも一切触れさせないように、あのタイミングで手を打ったんです。」



『…え？あのタイミングって？』



恵「…Aさんが18歳になる前って事です。
普通、常識のあるいい歳した大人なら18になる前の未成年に手を出そうだなんてまず思いません。」



いや、この子滅茶苦茶に煽りよる。
"普通"、"常識"、"いい歳した大人"…このどれもが対五条悟への煽り文句でしかないと分かって言ってるのかな。…もしくは無意識なのか？




『…恵は、私より付き合いはかなり長いと思うけど、…五条悟に"常識"が身についてると思ってるの？』




恵「いや、ないですね。」




『……だよね？』




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