episode3 ページ5
会議室
貴女視点
エイト「どうも、なぜか教育係を押し付けられた
イフリート・ジン・エイトです」
『なんかすみません』
私の教育係になったイフリート先生
兄さんいわく、警備担当の教師だからいざとなったら
守ってくれるらしい
私だって頑張ってランク上げて教師になったんだから
自分の身は自分で守れるし！
どんだけ過保護なのさ！
エイト「僕、学校警備担当なのに…まぁいいや
じゃあ心構えから話そうか」
なんとか飲み込んでくれたイフリート先生
いい悪魔そうでよかった
私はイフリート先生に心構え、一日のノルマを教えてもらい
机と教室を案内してもらった
バビルスはやっぱり広くて
すごかった
ここに来れてよかったな
ダリ「あっA〜！」
『ダリ先生勤務中です』
ダリ「えっ、なんで」
いかにもショックを受けている
ダリ「兄さんっていつもみたいに呼んでよー！」
そんなに！？
『勤務中に兄さんはダメでしょ』
ダリ「ダメ、上司命令」
『うっ、兄さん』
魔界の上下関係には逆らえなくしぶしぶ呼ぶと
ダリ「ッ」パァ
兄さんの表情が変わった
エイト「セクハラで訴えますよ」
ナイス！イフリート先生！
ダリ「えー」
『仕事が終わったらいつも通りにするから』
ダリ「はーい」
エイト「どっちが年上なのか」
そうやって私は兄さんと約束した
そのあと
使い魔召喚の儀式でカルエゴ先生が特待生の使い魔になったらしい
何という特待生だ
ちなみに兄さんはお腹を抱えて笑って
カルエゴ先生は寝込みましたとさ
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作者名：杏仁玉子 | 作成日時：2023年3月30日 18時
