episode2 ページ4
それからしばらく経って
初出勤の日
『制服、書類オーケー!ハンカチも持ったー♪
よし、出発!ってうわぁー!』
なんと不吉なことに教師寮の階段で盛大にこけた
『なっなんでぇ〜!?』
階段の凸凹にお尻をぶつけながら滑り落ちてく
1階に着くときこれからバビルスに向かうツムル先生が
通った
このままじゃぶつかる
そう思ったAは
『ヅム"ル"せっ…よけっ!』
痛みでロクな声がでなく途切れ途切れになってしまった
それでもツムル先生には伝わったらしく
ツムル「えっ!?A先生!?ちょっ」
すごっく焦るツムル先生
その瞬間Aは大きく跳ね上がり
地面に落ち…なかった
『えっ…?』
痛みを覚悟してつむっていた目を開くと
ツムル「あっぶな、大丈夫ですか?」
ツムル先生か自分をお姫様抱っこしてくれていたことに気づく
『ッ//あっありがとうございます!おろして大丈夫ですよ、』
そう言っておろしてもらい
『いてて、うー初出勤の日に階段からずり落ちるなんて…』
ツムル「ぷっあははは!なんで?あんなことなる?
あー本当面白いわ、まぁ怪我がなくてよかった」
お腹を抱えて笑うツムル先生にAは
『くぅ〜なんかバカにされてる?』
痛みに耐えながら涙目で訴えた
ツムル「いや、だってククク」
『もう!ってやばい!遅刻する!』
ツムル「俺もっじゃあA先生また今度!」
『はい!』
二人は急いで学校に向かった
(マジで恥ずかしい)
ツムル(ッ//あの顔は反則だろ)
そして迎えた入学式
特待生で理事長の孫イルマが禁忌呪文を唱え、
首席と決闘し配下に従えたのだった
『特待生やべぇ』
そして一緒に初出場するはずの先生は
遅刻らしい
一体Aの新しい生活は大丈夫なのか!?
『兄さん、よくここで働いてるな』
少し兄を見直したAだった
ダリ「少し!?」
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作者名:杏仁玉子 | 作成日時:2023年3月30日 18時