取り合いされてて困ってます［汗］ぱーと2 (ページ21)

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５７章ー心配されたーページ21

食堂に入ったら，つくしさんと秋さん，それと杏奈さんが居た。３人共台所に立って，料理をしていた。私は，一歩前に出て挨拶をした。

「み，皆さん。お早う御座います…！」

つくし「Aちゃん！」

後の二人も，それに気付き，駆け寄って来た。え？え？え？え？

「え，え，え？ちょ，どうしたんですか？」

つくし「(可愛い…！)昨日，１日中全然Aちゃんの事を見かけなかったからさ。
何処かに拐われたのかと……。でもAちゃんのお兄さんが
『Aなら平気だよ。彼奴には，守ってくれる人がいるからな。だから心配するな』って！」

と早口言葉でバババーっと言われた。って考えると，昨日の行動は“軽率”な考えだったな…

「そうでしたか…皆さん，申し訳無いです！！」

ﾏﾈｰｼﾞｬｰ「！」

突然の謝罪で３人は驚いてた。これは，家訓に違反する事にしただからね。私は，続けた。

「この様な行動により，多くの方々を心配させてしまった事…そして，私の未熟な行動をしてしまった事。深くお詫びをしたいと思います。誠に申し訳御座いません」

私は，Γ○←こんな感じで謝った。そしたら，ﾏﾈｰｼﾞｬｰ達が慌てて言った。

秋「そんな！」

つくし「大丈夫だよ～！ほら，顔上げて？」

杏奈「皆さん，気にしてませんから(嘘。本当は，滅茶苦茶気にしてた)」

と言われた。先輩方に言われたので，顔を上げた。私は，何て言われても平気なのに。

「そうなんですか…？」

秋「そうよ。心配はしてたけど，皆なら許してくれるよ(*^^*)」

と秋さんが言ってくれた。女神様ー！！

「そうですか…ね…」

食堂のドアが開き，誰かが入って来た。もしかして，話が聞こえてた？

？「おはよー！」

ﾏﾈｰｼﾞｬｰ達も気付いたみたい。私も振り向き言った。其処に立っていたのは，キャプテンだ。

「お，お早う御座います…！」

円堂「あ！A！！！昨日，何処に行ってたんだよ！！！」

と私の肩を左右に動かした。頭がぐるぐるぐるぐる……。
秋さんが，キャプテンを止めに来てくれた。

秋「円堂君，Aちゃんが苦しそうだから辞めてあげて？」

円堂「あ，御免…。A，大丈夫か？」

直ぐに謝って来て，私の顔を見た。

「は，はい。大丈夫…です！」

って言うのは嘘で。実は，少しくるくるしてた。
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