取り合いされてて困ってます［汗］ぱーと2 (ページ20)

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５６章ーおなやみちゅう？ーページ20

「んー」

チュンチュンと外から，雀の声が聞こえる。あぁ朝になったんだな…
ちょっぴり，憂鬱になりながら着替えた。

「これでよし」

そう独り言をした。髪は簪で結った。勿論，母上の“形見”でね。
私の髪は直ぐに短くなった。あ，妖怪探偵団は，うんがい鏡を通して来てるんだよ～
顔を洗い，直ぐ部屋を出た。

廊下の大きな窓のから，外を見ると雨雲がウヨウヨいた。これは，雨が降るのかな…。洗濯物がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！←

「嫌だな…」

？「どうかしたんだ？」

「え？」

後ろを振り向くと，朝風呂帰りの豪炎寺さんがいた。お恥ずかしい///。

豪炎寺「急に御免な。窓を見ながら悲しい顔をしてたから…な。何か遭ったのか？」

「え，あ，その事でしたか。外を見ると，雨雲がいたので，洗濯物が心配だな～って。
そんなにシリアスな事じゃないですよ」

(馬鹿兄とは又違う)優しい兄の様に接してくれた。私は，否定をした。
だって，シリアスはこの小説に合わないでしょ？←←
豪炎寺さんは，ほっとした顔になっていた。

豪炎寺「それは良かった。何か人間関係で悩んでいたかと」

アハハと苦笑いをした。

「人間関係に悩みませんよ。このチームでは。皆さん，とても良い方々なので…悩む事なんてふっききれますよ！」

豪炎寺さんは，何故かクスクスと笑っていた。あれ？私ってそんなに可笑しい事を？

「え？何か可笑しいな発言をしましたか…？」

豪炎寺「いやいやw。真面目な所も可愛いなって思ってなw」

手で口を隠して笑っていた。私ってそんなに真面目なの？w

「えw」

豪炎寺「そんな所も好きなんだがな」

急にきちんとした顔で言われた。忘れてた…この人，朝風呂帰り何だった…
だから，髪は横で結んでる(イナGoの大人豪炎寺と同じ)のか。フツーの女子だったら“キュン♡”ってなるけど，私はならなかった。

理由としては，周りに顔面偏差値が高い人達に囲まれてるからかもしれない。(予測)
私は，笑いながら
「有難う御座います。お気持ちだけ頂きます」
と言った。

豪炎寺「冗談じゃないんだが」

と補足を付け足した。んーお世辞？

「そうですかwあ，そろそろ行きますね。食堂で待ってますね」

豪炎寺「あ，あぁ。楽しみにしてるな」

「では」

私は，その場を離れ食堂に向かった。
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