第百二十七話 鋼鉄の剣たち ページ41
デント SIDE
ホイーガは虫、毒タイプ
弱点は炎、岩、飛行、エスパー
Aちゃんの手持ちで弱点をつける
ポケモンはバトル向きではないキルリアのみ
つまり、実質いない
…でも鋼タイプのニダンギル、ルカリオは
毒タイプの技は効かない
そう考えるとまだ有利か…
『ニダンギル、そのままいってくれる?』
「ギッギギー!」
ニダンギルはそのまま続投か…
…待てよ?
ニダンギルって毒は無効で
虫タイプって…いまひとつじゃ…?
デント「…弱点はつけずとも…これは」
完全に彼女に流れがいっている
そしてそれは的中することになる
アーティー「ホイーガ鉄壁!!」
『剣の舞からのジャイロボール!!」
アーティーさんのホイーガの覚えている技は
どくバリ、鉄壁、
ハードローラー、ソーラービーム
鉄壁の補助技以外は
ニダンギルには無効、またはいまひとつ…
だからか必然的に鉄壁で
守りを固め、ニダンギルの疲労を狙うが
ニダンギルもその都度、剣の舞で
攻撃力を上げていくため
ホイーガの抵抗も全く実らない
そして
【バタンッ】
「ホイーガ!戦闘不能!ニダンギルの勝ち!」
タイプ相性が響き、
ホイーガはあっという間に倒れてしまった
サトシ「ホイーガの攻撃全然聞いてなかったな…」
デント「タイプ相性が悪すぎたんだ
鋼、ゴーストタイプのニダンギルは
いまひとつのタイプがかなり多いからね」
アイリス「つまり今回はAにとって
かなり有利なバトルなのね…」
アーティーさんも
かなりの実力ではあるはずなんだけど
それを感じさせないほどに
Aの実力と相性の悪さで
アーティーさんには
かなり厳しいバトルになったのだろう
アーティー「…これほど厳しい戦いになるとはな」
やはりアーティーさんもここまで
追い詰められるとは思っていなかったのか
表情は険しく見える
アーティー「…いでよ!
ヒウンジムの守護神!!
ハハコモリ!!」
【パァンッ】
「ハハンッ」
サトシ「最後はハハコモリか」
『ニダンギル、ありがとう』
そう言うとAちゃんは
ニダンギルをモンスターボールへ戻した
アイリス「ここでやっと交代ね」
デント「みたいだね」
『最後はお前だ、ルカリオ!!』
【パァンッ】
「ヴァウ」
やっぱりルカリオか
ルカリオも鋼タイプを持っているから相性は良い
だが、ハハコモリに格闘タイプはいまひとつ
さて…どうなるか
18人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ラム酒 | 作成日時:2022年9月26日 3時