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着替えて部室を出ると、コート上にはボールを持った黄瀬と幸と、浩志と孝と充もいた。
『…なんで君たちもいんの?』
森「俺の女神と黄瀬が1on1するって聞いてね、気になって残った」
『誰が孝の女神だよ』
小「Aがバスケをする姿はまだ見たことがないからな、つい…」
早「や(り)ますよぉ!俺ぇ、(リ)バウンド頑張(り)ますか(ら)ぁっ!」
『いや1on1なんだけど』
黄「二宮先輩」
涼太に呼ばれそっちを向くとボールをパスされたので受け取る。
黄「ルール、どうするっスか?二宮先輩が決めていいっスよ」
『お、余裕だねぇ』
さっき幸に言った"勝つつもりはない"
あれは本心。
でも1本くらいはとりたい。
なんか…簡単に負けたくない。
『10点先取。10本じゃなくてね』
黄「点…?まぁいいっスけど。んじゃ、やりますか!」
黄「二宮先輩先オフェンスどーぞっス」
そう言うと涼太は私と向き合った。
幸含めほかの4人はステージの上で座っている。
『さんきゅ、じゃ、いくよ』
黄「いつでもいいっスよ」
涼太のその言葉を合図に私は涼太へパスを投げる。
涼太からリターンが来てボールを手の中に収めた瞬間、
黄「!?」
私は素早く1歩下がってスリーを打った。
森「あれは……!」
小「
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作者名:RIN | 作成日時:2020年10月11日 23時