第40.5話 ページ48
No side(注:オリキャラ出ます)
A達が万事屋で土方と些細な痴話喧嘩をしていた頃
その様子を遠くから見ていた青年がいた
双眼鏡を熱心に覗く彼の肌は雪の様に白い…そう、彼は夜兎族である
そんな青年の背後には複数の者が跪き、青年を静かに見守る
フードを被っており、青年以外の者の表情はうかがえない
?「んー…やっぱ室内だから見辛いな♪」
青年は手に持っていた双眼鏡を捨てた
双眼鏡のレンズの割れる音が響く
それでも周囲の者はピクリとも動かない。まるで石の様に跪く体制を保っている
そんな中、先頭にいた者がそっと立ち上がった
フードをそっと降ろし見えたものは、真剣な面差しを向ける少女だった
?「主様。私とこの物らを御呼びになった理由をそろそろ教えてもらえますか?」
"主様"と呼ばれた青年は、鋭い視線で少女を睨んだ
その目には怒りが映っていた
?「おい、紅。せっかく僕がAに浸れてたのに邪魔するとか…殺 されたいの?」
紅「も、申し訳ございません主様!」
青年は顔は微笑んでいたが、体からは強い殺意が滲み出ていた
"紅"と呼ばれた少女は即座に謝る。が、青年の怒りは止まらなかった
青年は、紅の背後で跪いていた者達の内の1人に近づき、肩に手を置くと…
音も無く塵へと化した
?「本っ当ウザいよ。この"力"も、この世界も、Aに近づく虫共もねっ♪」
紅「っ!主様!その物達は我らが悲願の為の手駒、無闇に破壊すれば支障がっ!」
?「…そうだったね。悲願の為の手駒だったねっ♪」
そう言って青年は手を止めた
?「さてと…僕の予定通りにエクソシスト共は分離できたみたいだねっ♪
となると、暫くあんたら手駒の仕事はお休みだね
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AKUMAのみーんなっ♪」
青年の声に合わせ、跪いていた物達は一斉に顔を上げた
この場の中で一番レベルの高いAKUMAがそっと声を上げた
AKUMA「夜間の人間への襲撃は一時禁止でしょうか?」
?「昼でもダーメ♪君たちの存在が公けになったらマズいからねっ♪」
紅「つまり、暫くは影で密かに動くとの事でしょうか?」
?「そうそう!って事でAKUMAのみんなは解散ねっ♪暴れたら壊すからね〜」
青年の言葉に寒気を感じつつ、AKUMAは散り散りになった
紅「主様、迎えが来ました」
?「ほ〜い♪」
2人は空から降りてきた戦艦の中へと入っていった
第41話「語尾がカタカナのキャラって意外と多い」→←第40話「連携ってやっぱ大切」
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夜兎姫・ルナ(プロフ) - 堕天使さん» そう言ってくださり大変光栄です(*´∀`*) ラビが居座る理由は近日書くつもりなので少々お待ちを苦笑 (2017年12月26日 20時) (レス) id: db897215e8 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 夢主ちゃんの過去も気になりますし、何よりラビが大好きなので、ラビが鬼兵隊に居る経緯とかも凄く気になります!この先の展開が楽しみで仕方ないです!パート2見てきます!笑 (2017年12月26日 10時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - パート1読み終わりました!!Dグレは全巻持ってるけど途中までしか見てないのでキャラや大まかな内容を覚えているか不安でしたが、冒頭のわかりやすい説明で思い出せました。笑 コラボ作品はあまり読まないのですが、違和感が全く無くて凄く面白かったです! (2017年12月26日 10時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で面白かったです大好きになりましたもし他の作品を今後作る予定なら銀魂の作品で銀時か高杉の姉か妹のコラボかトリップか転生したディーグレイマンかKかリボーンの作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってください (2017年8月10日 18時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
夜兎姫・ルナ(プロフ) - 私は…アレン君のが良いですねはい(更新できてなくてすみません、今テスト勉強合間に少しずつストックしてますので) (2017年7月17日 22時) (レス) id: dd013e4398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜兎姫・ルナ | 作成日時:2017年4月1日 18時