第35話「想いを伝えるって勇気いるよね」 ページ42
引き続き銀時side
『近藤さんだけじゃない。ここにいるあんたらがうちらを想って、一緒に戦いたいと思ったのは嬉しかった。けど、エクソシストでない人間がAKUMAに挑んでも待つのはタヒしか無い
だから、気持ちだけ受け取っておく。ありがとな』
そして優しく微笑む彼女
昔と変わらないガラス細工のように儚い微笑みだ
俺はこの微笑みの意味を知っていた
「そ……じ…ねーよ…!」
『え?』
「そうじゃねーよっ!」
ーダンッ!!
新・神「銀さん/ちゃん!?」
俺は思わず机を叩き、堰を切ったように次から次へと言葉が口から出てきた
「なんでおめーは昔も今も、いつも1人で背負い込もうとすんだよっ!
あん時もおめーは俺らの安全を気にして、止める俺らに"自分が負ける訳無いでしょ"つって1人で突っ走っちまって…
そんで何時になっても結局帰って来なくって…俺だけじゃねえ、"あの2人"もどんだけ悲しんだか!どんだけおめー1人で行かせた事を後悔したか!
そんなに俺らは頼りねえか!?」
『そんな事は…』
「だったら!ちったぁ俺たちにも頼れよ!
別に一緒に戦うって訳じゃねえ、でも俺らにも手伝える事はあんだろが!」
『っ!』
思わず息を飲む月姉
俺の言葉はあの時…攘夷戦争で俺らを置いて行く彼女に言えなかった想いでもあった
近「万事屋の言う通りだAちゃん。何も戦う事じゃなくてもやれる事はあるだろう」
新「情報集めとかAさん達じゃなくても大丈夫な事はあります」
妙「もう私達はアレン君にリナリーちゃん、そしてAちゃんの友達よ?」
神「友達が困ってたら助けるのは当たり前アル!」
続くように、それぞれの想いを伝えていく
『みんな…』
ア「僕も賛成です。銀さんの言った通りA姉さんは背追い込みやすいですからね
確かに危険かもしれないけど…この人たちは大丈夫だと思います」
リ「それにAちゃんは教団1のエクソシスト
いざって時は私とアレン君と、今はいないけどラビ君とも力を合わせれば大丈夫よ!」
アレン君とリナリーちゃんもどうやら賛成のようだ
『そだね。ごめん、変に意地はって…お言葉に甘えてみんなにも手伝ってもらうよ』
「そうだ、甘えてろ甘えてろ」
そんで月姉の頭をぐりぐりと撫でたら…
ア「何どさくさに紛れてA姉に触っとんじゃ腐れ天パぁぁああ!」←
「ブベラッ!何で俺が跳び蹴りくらうんだよ!?」
ア「僕のA姉に勝手に触んないでください」←
おい、アレン君。キャラ崩壊してんぞ
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夜兎姫・ルナ(プロフ) - 堕天使さん» そう言ってくださり大変光栄です(*´∀`*) ラビが居座る理由は近日書くつもりなので少々お待ちを苦笑 (2017年12月26日 20時) (レス) id: db897215e8 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 夢主ちゃんの過去も気になりますし、何よりラビが大好きなので、ラビが鬼兵隊に居る経緯とかも凄く気になります!この先の展開が楽しみで仕方ないです!パート2見てきます!笑 (2017年12月26日 10時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - パート1読み終わりました!!Dグレは全巻持ってるけど途中までしか見てないのでキャラや大まかな内容を覚えているか不安でしたが、冒頭のわかりやすい説明で思い出せました。笑 コラボ作品はあまり読まないのですが、違和感が全く無くて凄く面白かったです! (2017年12月26日 10時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で面白かったです大好きになりましたもし他の作品を今後作る予定なら銀魂の作品で銀時か高杉の姉か妹のコラボかトリップか転生したディーグレイマンかKかリボーンの作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってください (2017年8月10日 18時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
夜兎姫・ルナ(プロフ) - 私は…アレン君のが良いですねはい(更新できてなくてすみません、今テスト勉強合間に少しずつストックしてますので) (2017年7月17日 22時) (レス) id: dd013e4398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜兎姫・ルナ | 作成日時:2017年4月1日 18時