真選組の薬屋さんは愛され過ぎて狙われる 第弐錠目。【銀魂】

四十九錠目。 ページ10

人気が少ない場所まで来る。

「ここあたりに〜………いたいた」

ここでは私の友達(っていうのかな？)の薬屋がいる。

薬屋仲間だから薬を売ってくれるんだよね。

「海兎(ｶｲﾄ)さん！薬ください！」

海兎「……Aか。久しぶりだな」

海兎さんは人嫌いらしくこういう人気のないところによくいる。

人嫌いなのに私に渡してくれる優しさね←

海兎「今日はなにがいるんだ？てか真選組ともあろう人間がここにいていいのかよ………」

「薬屋ですし………あ、今日はこれとこれください！」

海兎「聞けや！！！」

海兎さんと話していると。

？「ねえお兄さん。俺にもなんかちょうだいよ」

海兎「……………誰だあんた」

海兎さんが突然来た人を睨む。

？「侍の星って聞いたけど皆が刀持ってるわけじゃないんだネ^^」

？「団長……今こんなことしてる暇ねーぞ」

？「まぁいいや！なんかチョーダイ！」

海兎「ゴタゴタうっせぇ。俺ァ、テメエらみてぇな余所者にやらねぇよ。………俺ァ信用してる奴にしかやらねぇよ」

海兎さんがイライラしたように立ち上がる。

？「そっか…………」

海兎「あ？っｶﾊｯ………！！」

「え………？」

海兎さんが投げ飛ばされる。

「貴方………！！」

私は投げ飛ばした男に掴みかかる。

？「おっと。ごめんって」

「！！………宇宙海賊って人ですか」

特徴が合ってる………

もう片方のおじさんはわからないけど。

？「俺らを知ってるのか……真選組とかいう連中か？団長、どうするよ」

神威「いいよ、阿伏兎。あ、俺は神威。よろしくー」

向こうが名乗ったなら此方も名乗るか。

「私は真選組、不知火 A。神妙にお縄につけ」

一応護身用に持ってた小刀を出す。

2:1か………

五十錠目。→←四十八錠目。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す